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カフーを待ちわびて 宝島社文庫
502円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 宝島社 |
発売年月日 | 2008/05/12 |
JAN | 9784796663526 |
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カフーを待ちわびて
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カフーを待ちわびて
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商品レビュー
4
585件のお客様レビュー
私の今年の夏休み、沖縄へ行きました。 旅をするならその土地や気候や心情にあった本と共に行くのですが、今回はこの「カフーを待ちわびて」。 ウチナーグチも風習も勉強になるし、何より帰ってきてからも読んでるだけで沖縄の風が感じられる。 物語はラブストーリー。 明青と幸の運命を優し...
私の今年の夏休み、沖縄へ行きました。 旅をするならその土地や気候や心情にあった本と共に行くのですが、今回はこの「カフーを待ちわびて」。 ウチナーグチも風習も勉強になるし、何より帰ってきてからも読んでるだけで沖縄の風が感じられる。 物語はラブストーリー。 明青と幸の運命を優しく色濃く繋ぎ止めていく構成がとても良くて。 明青の不器用さがもどかしくなるけどそんなところも幸には分かってたんだろうし、だけど最初から最後まで幸の人生が切ない。 おばあの最期も見届けたかっただろうし、明青との別れも悲しかったんだろうな。 絶対見つけ出してほしい。 続きを、続きを見せてほしい!! 「カフー」=「幸」 読み終わってからのタイトルの深さを永遠と噛み締めました。 暖かい気持ちになる、最高の作品でした!
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泣きました。明青のお母さんが、最後まで持っていたデイゴの小枝のペンダント。よっぽど嬉しかったんだろうなー。ただ、子どもがいるのに男と駆け落ちして置いていくなんて許せないけですけどね。 幸も、怪しさ満点だったけど、ここまで来るのにすごい辛い思いしていけてきたんだなと思うと、絶対幸せになってほしい。 俊一は、最後良いやつみたいな感じで終わってるけど、やったことは結婚詐欺師と変わらんでしょ。 全体的には良かったけど、許せないところもあるので、星マイナス1。
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最後まで読んで良かったなと思えるラストでした。心がポカポカしました。 ただ、2点だけモヤモヤがあるので星4にしました。 明青の幼なじみで、明青が同級生にいじめられていたときもクールに味方になってくれた俊一が、大人になってあんな姑息な手段を使って立ち退きに応じさせようとしていたなんて、普通は絶縁するレベルだと思うんですが…なんかイイハナシダナーで終わるにはその点だけ納得いかなかったです。やってること、悪役と呼んでもいいくらいのものだったと思う。ああいう役は、仲のいい幼なじみではなくて顔見知り程度の人間(幼少時代から知ってるけどそこまで仲良くない人とか)にやらせるべきだったと思いました。 あと幸は言葉足らずすぎる。事情があったにせよ、普通は何の説明もなく近づいてきた人なんて怪しすぎて家に泊めないですよね。そこは嘘でも適当に理由を作ってほしかったです。沖縄の雑貨屋に短期間の取材に来たんですけど泊まるところがなくて…とかそれっぽい理由を作って近付いてきてほしかったです。 小説にこんなこと求めるのもおかしいけど、現実的に考えたら「いやいやそんなわけ…」な行動が多かったのでちょっとイライラしてしまいました。なので途中で読むのをやめようと思ってしまったけど、ラストは良かったので最後まで読んで結果的に良かったなと思いました。
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