商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
発売年月日 | 2008/04/24 |
JAN | 9784102113493 |
- 書籍
- 文庫
虹の谷のアン
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虹の谷のアン
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商品レビュー
4.2
14件のお客様レビュー
赤毛のアン・シリーズ9 今回は、アンの周りの人達のお話。 貧しい暮らしをしている牧師さんの子どもたちがメインに話が進んでいきます。とにかく、子どもたちが健気で可愛い! 宗教色が強い内容になっていて、教会のしきたりみたいなものが厳格で大変そうでした。当時の時代背景なのかな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
旧版の「虹の谷のアン」は子供の頃に何度も 読んでおり、大人になってからも1度ぐらいは 読んではいると思う。 ただ私の中で、他のアンシリーズの作品に比べて あまり重要視されていない位置づけであった。 今回こちらの改訂版を読んでまず驚いたのが 旧版の3倍ぐらいの厚みがあったこと。 それゆえに旧版ではだいぶ端折られてる部分が あるということが分かり、新たに読める部分に 楽しみを見出すことが出来た。 文字が大きいことも嬉しい。 今回読んでみて、全体的にどこをとっても大変面白く、 モンゴメリらしいユーモアに溢れた著作であることを 改めて実感した。 牧師館の子供たちをはじめとする登場人物は、 それぞれ存分に個性を発揮して生き生きと描かれている。 特殊な家庭環境の中でも自分たちのできる範囲で なんとか良くしていこうとする牧師館の子供達の いじらしさ。しかしそのために思いがけない騒動に 発展してしまう様は微笑ましく、時にお腹を抱えて 笑ってしまうほど面白い。 子供の純粋な動機から生まれる行為は、 基本的に善人で情深いグレン村の人々の生活に 良くも悪くも彩を添えていく。 なんだかんだ言っても子供たちは村の宝物。 そして、子供達の発言や行動を通して、 大人の凝り固まった常識や偏見によって 見失いがちな本質があることに気付く機会を 与えているところは、モンゴメリ自身が 意図しているところなのかもしれない。 特に好きだったエピソードは、後半に出てくる アンの演説とそれを聞いたミス・コーネリアの 素晴らしい反応である。 アンの演説が本当に胸を打つものであることは もちろんのこと、ミス・コーネリアがアンの言葉を 心底素直に聞き入れ、自分を恥ていることを 正直に語るシーンは何度読んでも本当に感動的だ。 私はこういう大人でありたいと思う。 この名シーンは旧版にはない部分だったので、 改めて改訂版を翻訳してくださったことに 心から感謝したい。 旧版しか読んでいないアンファンにはぜひ 改訂版も読んでほしいと心から思う。 楽しめること請け合いの一冊である。
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アンはほとんど出てこない。浮世離れした牧師さんとその子供たち。子供たちはかわいい。ロマンスは単純すぎ。昔の人ってみんなこんな感じなんだろうか?
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