虹の谷のアン の商品レビュー
赤毛のアン・シリーズ9 今回は、アンの周りの人達のお話。 貧しい暮らしをしている牧師さんの子どもたちがメインに話が進んでいきます。とにかく、子どもたちが健気で可愛い! 宗教色が強い内容になっていて、教会のしきたりみたいなものが厳格で大変そうでした。当時の時代背景なのかな。
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旧版の「虹の谷のアン」は子供の頃に何度も 読んでおり、大人になってからも1度ぐらいは 読んではいると思う。 ただ私の中で、他のアンシリーズの作品に比べて あまり重要視されていない位置づけであった。 今回こちらの改訂版を読んでまず驚いたのが 旧版の3倍ぐらいの厚みがあったこと。 それゆえに旧版ではだいぶ端折られてる部分が あるということが分かり、新たに読める部分に 楽しみを見出すことが出来た。 文字が大きいことも嬉しい。 今回読んでみて、全体的にどこをとっても大変面白く、 モンゴメリらしいユーモアに溢れた著作であることを 改めて実感した。 牧師館の子供たちをはじめとする登場人物は、 それぞれ存分に個性を発揮して生き生きと描かれている。 特殊な家庭環境の中でも自分たちのできる範囲で なんとか良くしていこうとする牧師館の子供達の いじらしさ。しかしそのために思いがけない騒動に 発展してしまう様は微笑ましく、時にお腹を抱えて 笑ってしまうほど面白い。 子供の純粋な動機から生まれる行為は、 基本的に善人で情深いグレン村の人々の生活に 良くも悪くも彩を添えていく。 なんだかんだ言っても子供たちは村の宝物。 そして、子供達の発言や行動を通して、 大人の凝り固まった常識や偏見によって 見失いがちな本質があることに気付く機会を 与えているところは、モンゴメリ自身が 意図しているところなのかもしれない。 特に好きだったエピソードは、後半に出てくる アンの演説とそれを聞いたミス・コーネリアの 素晴らしい反応である。 アンの演説が本当に胸を打つものであることは もちろんのこと、ミス・コーネリアがアンの言葉を 心底素直に聞き入れ、自分を恥ていることを 正直に語るシーンは何度読んでも本当に感動的だ。 私はこういう大人でありたいと思う。 この名シーンは旧版にはない部分だったので、 改めて改訂版を翻訳してくださったことに 心から感謝したい。 旧版しか読んでいないアンファンにはぜひ 改訂版も読んでほしいと心から思う。 楽しめること請け合いの一冊である。
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アンはほとんど出てこない。浮世離れした牧師さんとその子供たち。子供たちはかわいい。ロマンスは単純すぎ。昔の人ってみんなこんな感じなんだろうか?
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アンの子供たちの物語。どこかしら悲しい雰囲気が漂っているのは、第一次世界大戦が迫っていたからだろうか。子供たちは元気なんだけど。
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腕白で愛らしい子供達に囲まれたアンとスーザン、ミス・コーネリアの噂話で始まるが、取り留めのない井戸端会議は退屈に感じられ、僅か40ページがなかなか読み進まなかった。 ところが、牧師館の子供たちが登場するとモンゴメリーの本領発揮、純真無垢な子供たちは愉快な事件を巻き起こす。 フェイ...
腕白で愛らしい子供達に囲まれたアンとスーザン、ミス・コーネリアの噂話で始まるが、取り留めのない井戸端会議は退屈に感じられ、僅か40ページがなかなか読み進まなかった。 ところが、牧師館の子供たちが登場するとモンゴメリーの本領発揮、純真無垢な子供たちは愉快な事件を巻き起こす。 フェイス、カール、ユナとメアリーの活躍に、事の成り行きをアンでなくても微笑みと共に優しく見守ってしまう。 とにかく生き生きとした子供たちが愉快な一冊。 エレンとローズマリーの顛末はあっけなく残念。
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劇団四季の「赤毛のアン」観劇に合わせて。 ミュージカルでも本でも、アンの後は気持ちがキレイになる感じがする。 きっと登場人物のみんなが素直で優しくてユーモアがあって。普段のストレスを一瞬でも忘れられる素晴らしい本。虹の谷のアンは、アンブックスの中でもかなり好きな一冊になりました。...
劇団四季の「赤毛のアン」観劇に合わせて。 ミュージカルでも本でも、アンの後は気持ちがキレイになる感じがする。 きっと登場人物のみんなが素直で優しくてユーモアがあって。普段のストレスを一瞬でも忘れられる素晴らしい本。虹の谷のアンは、アンブックスの中でもかなり好きな一冊になりました。 残り2巻。大事に読みます。
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アンの子供達が主役の1冊でした。前作までは小さな守られる子供達もそれぞれに個性がでてきて、世界が広がっていきます。それにしてもエレンの都合の良いこと・・・いるんですねぇ。
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≪内容覚書≫ アンの6人のこどもたちを中心に語られる物語。 ≪感想≫ アンが中心の話ではなくなるので、アンのファンとしては少しさみしい。 とは言え、生き生きと描かれるこどもたちの話も十二分におもしろい。 ああ、確かに、こどものころ、こんなことでけんかしたなー、とふと懐かしい気持ちになるそんな作品。 最後の方で、見え隠れする戦争の影と それを察知するウォルターに少し切なさがこみ上げた。
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アンの子供達、また牧師館の子供たち、そして孤児だったメアリー・バァンスが織り成す、イングルサイドの物語。 母になったアンは、子供たちを静かに見守り、また我が子、我が子の友達の母としてだけでなく、 ひろーくカナダの母の視線で、あたたかく人々の生活、営みを見つめている… そん...
アンの子供達、また牧師館の子供たち、そして孤児だったメアリー・バァンスが織り成す、イングルサイドの物語。 母になったアンは、子供たちを静かに見守り、また我が子、我が子の友達の母としてだけでなく、 ひろーくカナダの母の視線で、あたたかく人々の生活、営みを見つめている… そんなお話。 孤児だったメアリーの、ちゃかりしているけど子供らしいところ、すぐに新しい環境に溶け込む図太さ(笑)、友達にお節介をすることろ、 牧師館のフェイスは自分の道を突き進み、良かれと思ってやりすぎる性分、 アンの子供たちの、個性的でしっかりした様、 かわいらしく、あたたかく、、また深みを感じ、 一気読みの楽しい読書でした。 引き続き、次の「アンの娘、リラ」へ。 布団でお休みしているので、はかどります!?
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