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八月の光 新潮文庫
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八月の光 新潮文庫

ウィリアム・フォークナー(著者), 加島祥造(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1967/08/30
JAN 9784102102015

八月の光

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商品レビュー

4.3

48件のお客様レビュー

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2010/05/28

登場人物たちの様々な…

登場人物たちの様々なエピソードが描かれていて、読むうちにそれらのエピソードがどんどんパズルのようにつながっていくのが快感でした。一気に読んだほうがいいかもしれません。

文庫OFF

2026/08/22

南北戦争後の影響で南部の貧困白人の増加、そのことからさらに黒人への憎悪が続き世代を超えても、怨恨がますます根深くなる。「黒人の血」が一滴でも混ざっていたら親族にさえも、一生迫害される。これが影の部分のクリスマス。 白人女性は貧困でも希望を持って未来に進む。これが光の部分のリーナ。...

南北戦争後の影響で南部の貧困白人の増加、そのことからさらに黒人への憎悪が続き世代を超えても、怨恨がますます根深くなる。「黒人の血」が一滴でも混ざっていたら親族にさえも、一生迫害される。これが影の部分のクリスマス。 白人女性は貧困でも希望を持って未来に進む。これが光の部分のリーナ。 前向きに物語を完結しているが、読み方によっては白人社会に入ることはいくら見た目が白人だろうが、「黒人の血」によって、黒人には不幸な人生しかないとも読める作品だった。リーナが黒人女性だったら、また八月の光はあったなと思う。恐怖。

Posted by ブクログ

2025/09/13

傑作と呼ばれるものは読んでみたい性質。かくして、はじめてのフォークナーに挑んだが、なんだ、この注は??? 物語がはじまる前に、 ・訳文におけるゴシック対の部分は、おもに意識の中を走る「思考の流れ」を表しています。 ・訳文では、「  」が普通の会話を表します。そして、『  』のな...

傑作と呼ばれるものは読んでみたい性質。かくして、はじめてのフォークナーに挑んだが、なんだ、この注は??? 物語がはじまる前に、 ・訳文におけるゴシック対の部分は、おもに意識の中を走る「思考の流れ」を表しています。 ・訳文では、「  」が普通の会話を表します。そして、『  』のなかの文章は作中人物が頭の中で考えた会話や独白を示し…云々。 ・現在形と過去形の区別を確認して読んでゆかれれば、この作品に現れる時間的変化の複雑さを解く助けになります。 …といったような説明が。 読む前にやたら心構えをさせられたが、読み始めて、なるほど、確かに文体は独特で、時間の流れは複雑。 でも読み進めるとそんな注があったことはすっかり忘れ、自然に物語に入り込める(たとえ、ちょっとくらい見失っても大丈夫)。 でも、最初はだれが主人公?なんの話?とちょっと戸惑う。若い身ごもった女性が相手の男性を追って田舎をはなれて旅に出る。 なんの確かなあてもないのに、やけに自信に満ちた揺るぎのない姿勢は女性の強さが表れている。 この女性の話しかと思って読み進めれば、話しは、黒人の血をひいた見た目には黒人とわからない男性(クリスマス、という名)の 現在の暮らしと過去の生い立ちに焦点があたっていき、最後にはまた若い女性の話に戻っていく。 クリスマスに関する物語は、世間の黒人差別・偏見と本人自身の複雑な思い、立場で生きてきた過去の人生が、 いかに今現在につながり、ある事件につながっているかを描き出しており、読み応えがある。 (ただ、名前が出てこずに話が流れていくことが多く、多少の混乱はあり…) 若い女性に関する描写はつねに、尊く神聖とさえ思われるような明るさで描かれる。世間では男に捨てられ、未婚のまま身ごもった 哀れな女性と見られても決しておかしくない状況だが、女性は常に希望を持っている。それを世間知らずというのか、 楽観主義の強さというのか。私は後者で描かれていると思う。 彼女の物語の冒頭あたりと最後に語られるセリフは、共感できる。 人生は踏み出してみればいろんな可能性がある。

Posted by ブクログ

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