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失敗の本質 日本軍の組織論的研究
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ダイヤモンド社 |
発売年月日 | 1984/05/31 |
JAN | 9784478370131 |
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失敗の本質
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商品レビュー
4.2
29件のお客様レビュー
大東亜戦争の失敗事例を組織論の観点から分析している内容だが、現代でも当てはまることが多く学びの多い本。 自分の読解力だと難易度が高かったこともあり、読み終わるのに時間がかかったが面白かった。 失敗の本質は何個か挙げられていたが個人的には特に3つのことが考えさせられた。 ①情報の...
大東亜戦争の失敗事例を組織論の観点から分析している内容だが、現代でも当てはまることが多く学びの多い本。 自分の読解力だと難易度が高かったこともあり、読み終わるのに時間がかかったが面白かった。 失敗の本質は何個か挙げられていたが個人的には特に3つのことが考えさせられた。 ①情報の軽視 会社でも他の部署が何を考え何をやってるかわからないことも。結果組織として一貫性のない仕事となっていることが多い。 ②過去の成功事例に過度に適応しすぎた組織体 これは大企業の方があるのでは?という気がした。適応しすぎて硬直化し、いざ環境が変わっても変化できない。最終的には外圧でしか変われていないというのが悲しい。 ③空気や情緒で判断 人事評価も作戦も論理的な積み上げでの判断ではなく感情で判断してしまっている。これは自分自身にも当てはまるなと自省。 他の原因もあり、失敗から何も学ばない体制になっていたことが最終的な結論と理解した。 じゃあそういう組織の場合どうすれば良いのだろうというのに100%の答えはない気がするが、それでも組織として学べる組織になるために個人の努力だけに頼らない組織体制を作る努力が必要なのかも。 個人としては、インパール作戦時の牟田口のように暴走しないために、 ・自分も必ず間違える ・耳の痛い意見も取り入れる というのは意識するべきだなと感じた。 もし立場が上の人になったらまた読もうと思う。
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大東亜戦争の諸作戦を分析し、日本軍の組織としての失敗を教訓として、現代の組織にどう活かせるかを考察している図書。なぜ無謀な戦争に突入したのか、敗北したのかは分析の対象外となっている。 日本軍の組織としての失敗は、目的の不明確、今後のビジョンが長期的でない、場の空気を重視して議論し...
大東亜戦争の諸作戦を分析し、日本軍の組織としての失敗を教訓として、現代の組織にどう活かせるかを考察している図書。なぜ無謀な戦争に突入したのか、敗北したのかは分析の対象外となっている。 日本軍の組織としての失敗は、目的の不明確、今後のビジョンが長期的でない、場の空気を重視して議論しない、攻撃すべしという積極論は評価され、多数の被害が出ても責任は追及しないような、結果よりも動機・プロセスを重視する、などがあげられており、興味深かった。組織の学習については、日本軍は特定の戦略原型に徹底的に適応しすぎており、違った環境、状況に対応するための自己変革能力がなかった、というのがあった。うまくいった知識を捨てるのは、なかなか困難だけど、重要な指摘と思う。
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名著だというので読んでみましたが、めちゃくちゃよかったです。 まず大東亜戦争の失敗エピソードが興味深く、日本軍の組織構造がそのまま現代の企業や政治組織のまんまだということに、ゾクゾクとした恐怖や危機感を味わいながら読みました。今もし仮に戦争になったら、また多くの犠牲者が出るよう...
名著だというので読んでみましたが、めちゃくちゃよかったです。 まず大東亜戦争の失敗エピソードが興味深く、日本軍の組織構造がそのまま現代の企業や政治組織のまんまだということに、ゾクゾクとした恐怖や危機感を味わいながら読みました。今もし仮に戦争になったら、また多くの犠牲者が出るような失敗をまさに今現代の組織でも行われていると思うと。。。 アメリカ軍の合理的行動と対比させていたのもとてもわかりやすかったです。 失敗エピソードを自身の組織に当てはめて考えてみるのがおすすめです。現場と本部での作戦の目的が共有されていないなど、あるあるですね。 また、私自身も日本独特の「プロセス重視」「人情論」「人間関係融和」「空気感」に溶けこんでいることに危機感を持つことができ、とても為になりました。何回も読んで、日本軍の失敗を頭に叩き込みたいです。
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