商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2008/03/10 |
JAN | 9784480091314 |
- 書籍
- 文庫
スタンツェ
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スタンツェ
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商品レビュー
4.5
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中世ヨーロッパの、古代ギリシア哲学に基づいた芸術・心理学(フロイト)を解説している。 古代ギリシアの文化が、脈々とヨーロッパに受け継がれてきたことが分かる。おそるべし、古代ギリシア。
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初アガンベン。 中世におけるメランコリーの特質性。精気が想像力を高め内的な昂りを推進させる、それが西洋ロマンス文学から確認できる過剰なる愛。そしてその対象に到達し得ない苦悩を背負いこむ悲哀、これらを全て内包しているのがメランコリーであり、この点に、内的事象に目を向ける瞑想的世界の...
初アガンベン。 中世におけるメランコリーの特質性。精気が想像力を高め内的な昂りを推進させる、それが西洋ロマンス文学から確認できる過剰なる愛。そしてその対象に到達し得ない苦悩を背負いこむ悲哀、これらを全て内包しているのがメランコリーであり、この点に、内的事象に目を向ける瞑想的世界の一端が垣間見える。 ゲーテが『若きウェルテルの悩み』を書き上げる際に通過せざるを得なかった道でもある。 愛が矛盾を一挙に引き入れてるという視点に立つ自分からしたら、高感度の読書体験でした。
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