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真昼の悪魔 新潮文庫
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真昼の悪魔 新潮文庫

遠藤周作(著者)

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真昼の悪魔 新潮文庫

605

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1984/12/20
JAN 9784101123202

真昼の悪魔

¥605

商品レビュー

3.8

53件のお客様レビュー

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2010/05/28

遠藤周作さんはミステ…

遠藤周作さんはミステリーもうまいんだなと思いました。とにかく怖い・・・病院が舞台ですが、美しく、優しい看護婦さんの表と裏(もしくは病院綯いの表と裏の世界)・・・とてもおぞましくて病院には行きたくないです(苦笑)でも改めて考えてみると、人間の残酷な面をちょっと露出しただけだったのか...

遠藤周作さんはミステリーもうまいんだなと思いました。とにかく怖い・・・病院が舞台ですが、美しく、優しい看護婦さんの表と裏(もしくは病院綯いの表と裏の世界)・・・とてもおぞましくて病院には行きたくないです(苦笑)でも改めて考えてみると、人間の残酷な面をちょっと露出しただけだったのかもな。

文庫OFF

2026/01/13

叙述の工夫が、ひとつのトリックではなくて作品全体の根幹になっている。それ自体が表現としておもしろいものであると同時に、「悪」を個人の一例としてではなく、制度や社会や人間という単位で見つめるようなテーマ性とも親和しているように思った。人物が極めて類型的なのも、そういう意図なのかな。...

叙述の工夫が、ひとつのトリックではなくて作品全体の根幹になっている。それ自体が表現としておもしろいものであると同時に、「悪」を個人の一例としてではなく、制度や社会や人間という単位で見つめるようなテーマ性とも親和しているように思った。人物が極めて類型的なのも、そういう意図なのかな。 ただ、最後のいわゆる種明かしのような箇所は、個人的にはないほうがいいと思った。 とある講義(表現についてのもの)の課題図書として挙げられていて、今回はじめて読みました。遠藤周作は『沈黙』しか読んだことがなかったので、純文学のイメージが強かったのですが、大衆性のある作品もたくさん書いているんですね。

Posted by ブクログ

2025/11/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ミステリーと思って読んだが、実際はホラーに近かった。 犯人は終盤まで「女医」としか記載せず、登場人物4人のうち誰なのかを明言していない(ここが推理要素なのだろう)が、わたしは勝手に「主人公に最も関わるだろう担当医」=女医と読み間違えており、最後まで犯人を間違えて読んでしまっていた。 最後にフルネームが明かされるまで勘違いしてるということは、「女医」を指す人物が誰だとしても違和感なく読めるようになっていると思うので、私の勘違いは愚かだが作者のテクニックが上手だったと思いたい。 また、芳賀という人間が今ひとつ理解しがたいのだが、看病で暇であり、常に乾いた気持ちのところに良い遊び道具(=難波)が現れたのかな、と。 悪魔に最も取り憑かれているのは健康でありながら常に病院にいる彼であり、終盤に大河内女医の結婚式に現れた際は同じく取り憑かれていた大河内女医も怯えた描写がある。看病のため、女医よりも彼はずっと長く悪魔の巣食う病院にいるのだろうか。 遠藤周作の作品を読むのは4作目なのだが、この一冊だけは私の心には今ひとつ刺さらなかった。 他の作品も読んで試してみたいと思う。

Posted by ブクログ