商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2008/03/10 |
JAN | 9784167652067 |
- 書籍
- 文庫
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商品レビュー
3.2
13件のお客様レビュー
中高の先輩の本だから読んでみようと図書館で借りたやつ、その1。むかし直木賞とった「凍える牙」読んだんだけど何故かはまらなくって、遠ざかってた作家さんなんだけど、もいっかいトライしようと思ってみたのでした。 この本はバブルの時代で不倫する女性たちの話。まだまだ女性がお茶汲みしてる...
中高の先輩の本だから読んでみようと図書館で借りたやつ、その1。むかし直木賞とった「凍える牙」読んだんだけど何故かはまらなくって、遠ざかってた作家さんなんだけど、もいっかいトライしようと思ってみたのでした。 この本はバブルの時代で不倫する女性たちの話。まだまだ女性がお茶汲みしてる時代のお話である。主人公含めた若い女性たちのしたたかさと強さ、寂しさ、むなしさを描いた小説だと思う。 うーん、想像力が普通というか、「バブル」「不倫」「女性」っつったらこんくらいのストーリーにはなるんだろうな…って想像つく感じだった。面白くないわけではないんだけど、綿矢りさの蛇とピアス、湊かなえの母性もそうだったのだが、想像を超えない程度の女の内面や葛藤を描く、みたいなストーリーは私はあまり好みじゃないようだ。(人によってはハマるとは思う) 女はもっと自然に怖いし、優しいし、強いし、もろいんじゃないかと思うんだよなあ。小説ならそういう怖さをみたいんだよなー。バブルだの不倫だの書くなら、もっともっと怖いリアリティが欲しいなと思いました。林真理子とかそーゆーのが上手いのかもしれない(読んでないけど) うーん、すごい先輩なんだがまだハマらない。次いってみよう。
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※このレビューにはネタバレを含みます
同じ会社の上司と、その部下と 不倫を楽しんでいた主人公。 最終的にはどっちも手に入らず。 「ざまあwww」ってなりそうな話だけど なんだか読み終わって気分がズーンと重くなった。 笑い飛ばせない話だった。
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同期の将来安泰くんをキープしながらもゲームと割り切ってた不倫。恋愛も失敗したくない、幸せになりたいって冷静なふりしながらも頑なに思ってる女性の物語。バブリー感はいまの感覚と違うけど、条件面で幸せになれるはずだから好きにならなきゃはうまくいかないし、こんな人とと思ってしまったら時間...
同期の将来安泰くんをキープしながらもゲームと割り切ってた不倫。恋愛も失敗したくない、幸せになりたいって冷静なふりしながらも頑なに思ってる女性の物語。バブリー感はいまの感覚と違うけど、条件面で幸せになれるはずだから好きにならなきゃはうまくいかないし、こんな人とと思ってしまったら時間を重ねられない感じは分かる。
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