商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 光文社 |
| 発売年月日 | 2008/03/20 |
| JAN | 9784334743895 |
- 書籍
- 文庫
にわか大根
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
にわか大根
¥660
在庫なし
商品レビュー
3.6
29件のお客様レビュー
猿若町捕物帳シリーズを読みたくて何冊か購入♪ 近藤史恵さんの物語は好きで何作か読んでいるが、時代ものも現代ものも両方書けて、尚且つ面白いというのは才能豊かで凄いなぁと感心するばかりです。 感想は面白い!です。 登場人物像もわかりやすく、主人公は同心である玉島千蔭であり、その小者...
猿若町捕物帳シリーズを読みたくて何冊か購入♪ 近藤史恵さんの物語は好きで何作か読んでいるが、時代ものも現代ものも両方書けて、尚且つ面白いというのは才能豊かで凄いなぁと感心するばかりです。 感想は面白い!です。 登場人物像もわかりやすく、主人公は同心である玉島千蔭であり、その小者である主に語りの八十吉であり、でも歌舞伎役者の巴之じょうや花魁の梅が枝もなくてはならない。 千蔭の両親もまた大切なエッセンスであり…と書き出すと盛りだくさんな気がしますが、読んでいる時はそれを感じさせない近藤さんの筆力で私の脳裏に記憶されていきます。 今年の大河ドラマべらぼうを観ているせいか文中の町並みや吉原なども想像しやすく、より楽しめたのかもしれません。 「捕物帳」なので毎回事件は起きるし死人も出たり、やはりそこは哀しい原因があったりと切なさも残りますが、千蔭の派手ではない真面目な性格の描写で、着地点は重みあるきちんとした説得力で解決していると思います。 3作の短編だが読み応えはあります。 どれも報われない…と思いますが私は「片陰」が一番辛かったかも。 殺された円蔵さんのように、みんなに好かれたい、嫌われたくない、優しくしたい、力になりたい、波風たてずにいきたい…などと自分自身も少なからず"いい人"ぶりたい願望はあるので、それが万人に良いわけではないことを改めて教えられた気分で、もっと自分勝手に生きてもいいのかもなーなどとふと考えてしまいました。 続編もどんどん読もう!
Posted by 
無茶苦茶面白かったです。 主人公の玉島千景の性格が 面白くてチャーミング 女性に興味がなさそうな様子 千景の嫁さん候補だったお駒は なぜか父親の千次郎がいいと 夫婦になってしまった。 孫と爺さんくらいの夫婦 吉原の梅ヶ枝と 役者の巴之丞 なぜかよく似ている。 この売れっ子の梅ヶ枝...
無茶苦茶面白かったです。 主人公の玉島千景の性格が 面白くてチャーミング 女性に興味がなさそうな様子 千景の嫁さん候補だったお駒は なぜか父親の千次郎がいいと 夫婦になってしまった。 孫と爺さんくらいの夫婦 吉原の梅ヶ枝と 役者の巴之丞 なぜかよく似ている。 この売れっ子の梅ヶ枝と千景が 恋仲ではないのに ウマが合う。 吉原雀 にわか大根 片影 とお話しが続く。 私 片影が一番グッときました。 優しすぎる男って罪だねえ! というお話しでした。 この捕物帳 登場人物がみんな魅力的 優しくて ちょっとぐっとくる話しです。
Posted by 
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
近藤史恵「にわか大根」、猿若町捕物帳シリーズ№3、2006.3刊行、2008.3文庫。吉原雀、にわか大根、片陰の連作3話。南町の同心玉島千蔭32歳と小者の八十吉が事件を追い詰めていく。千蔭の父千次郎は還暦を過ぎているが、後妻に17歳のお駒を。千蔭はお駒を母上と。お駒は従姉妹のおふくを千蔭の妻にといろいろ骨を折るが、千蔭は「据え膳を食わない男」w。
Posted by 
