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名犬ランドルフ、謎を解く(1) 黒ラブ探偵 ランダムハウス講談社文庫
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名犬ランドルフ、謎を解く(1) 黒ラブ探偵 ランダムハウス講談社文庫

J.F.イングラート【著】, 立石光子【訳】

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名犬ランドルフ、謎を解く(1) 黒ラブ探偵 ランダムハウス講談社文庫

902

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ランダムハウス講談社
発売年月日 2008/03/03
JAN 9784270101650

名犬ランドルフ、謎を解く(1)

¥902

商品レビュー

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2009/07/07

予想外におもしろくてびっくり。読んでよかった!よくある、犬が出てくるだけのお気楽なコージーミステリかと思っていたらなんだか違って。黒ラブのランドルフは人間並みの知能の持ち主で、新聞や本も読める。愛読書はダンテ「神曲」。ご主人様ハリーが殺人事件に巻き込まれ、ランドルフは鋭い嗅覚で容...

予想外におもしろくてびっくり。読んでよかった!よくある、犬が出てくるだけのお気楽なコージーミステリかと思っていたらなんだか違って。黒ラブのランドルフは人間並みの知能の持ち主で、新聞や本も読める。愛読書はダンテ「神曲」。ご主人様ハリーが殺人事件に巻き込まれ、ランドルフは鋭い嗅覚で容疑者たちの嘘、恐怖、暴力などを嗅ぎつけたり、関係者のペットのナマケモノから目撃情報を集めたりして、事件の謎を解いていく。アルファベットのシリアルを並べることで、ハリーに情報を伝えて。さらに、ハリーの恋人は一年前に失踪していて、それも事件にからんでくる。だから、なんとなくいつも寂しい雰囲気があって、それがユーモアとあいまってなんだかとてもいい感じで。哲学的だったりもするし。ニューヨークの、華やかだけど孤独を感じるような雰囲気もよく出ている。ランドルフの「歩道のねばねば」に理性を奪われるような犬らしいところも、ときどきすんごくかわいい。2作目に続いているようなので、さっそく買いに走ります!

Posted by ブクログ