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パリのパサージュ 過ぎ去った夢の痕跡 コロナ・ブックス137
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パリのパサージュ 過ぎ去った夢の痕跡 コロナ・ブックス137

鹿島茂【著】, 鹿島直【写真】

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パリのパサージュ 過ぎ去った夢の痕跡 コロナ・ブックス137

1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社
発売年月日 2008/02/20
JAN 9784582634358

パリのパサージュ

¥1,760

商品レビュー

3.6

6件のお客様レビュー

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2025/10/24

▼全部舐めるようには読んでいません。拾い読みです。鹿島茂さんなので読みやすいかな、と。 ▼パリのあちこちに「パサージュ」があります。「パサージュ」ってなんやねん。パサージュとは、つまりは18世紀~19世紀頃に作られた、「屋根付きの、装飾的におしゃれな商店街」です。大通りと大通り...

▼全部舐めるようには読んでいません。拾い読みです。鹿島茂さんなので読みやすいかな、と。 ▼パリのあちこちに「パサージュ」があります。「パサージュ」ってなんやねん。パサージュとは、つまりは18世紀~19世紀頃に作られた、「屋根付きの、装飾的におしゃれな商店街」です。大通りと大通りの間の「抜け道」を兼ねて作られました。これが恐らくは、「資本主義」みたいなこととか、「都市という消費文化」みたいなことの分かりやすい原風景であり、それが今でもけっこう残っているというのが味わいなのでしょう。ちゃんとは読んだことが無いですがベンヤミンさんに「パサージュ論」がありますね。 ▼素敵豪華な本で、パリ各地に残るパサージュ、恐らく全部?がカラー写真付きで紹介されていて、ひとつひとつの歴史や挿話を添えてある、という趣向。豪華だけど、いやあ、たれが読むんだろうという気はしますが(笑)。パラパラと拾い読み。バルザックなどを読むと、こういう場所が舞台になっている。へええ、という味わいです。 ▼10年以上前に、ちょこっとだけ観光でパリに行ったんです。そのときに、パサージュをひとつ歩きました。あれはどのパサージュだったのかなあと思いながら読みましたが、ちゃんと記憶も記録もしてなかったので、分かりませんでした(笑)。

Posted by ブクログ

2012/11/05

パリに行ったときに一番印象に残ったのがパサージュ。時代の雰囲気を感じさせる建物に魅了されました。 時代背景や作られた意味が詳しく説明されています。 もう一度パリに行ってパサージュを歩きたくさせる本。

Posted by ブクログ

2011/05/17

パリのパサージュは銀座の路地に似ている。ある通りから通りへのショートカットは、どちらの通りにも属さない不思議な空間。ワープするって、こんな感じなんだろう。 パサージュ論はいろいろ見たけど、基本アタマより足がモノを言う。鹿島茂は実によく歩いていた人だけにガイドを書いても信頼できる。...

パリのパサージュは銀座の路地に似ている。ある通りから通りへのショートカットは、どちらの通りにも属さない不思議な空間。ワープするって、こんな感じなんだろう。 パサージュ論はいろいろ見たけど、基本アタマより足がモノを言う。鹿島茂は実によく歩いていた人だけにガイドを書いても信頼できる。どっかの大学の先生で、古書マニア。とにかく本を求めて幾度と無くパリの町を右往左往した人だ。 本来コレクターの武器は足だ。歩いて歩いて、予期しなかったものに出会う。そこに醍醐味がある。アマゾンやヤフオクで買うのとは違う。 旅というのは、歩くことで成立する。テレビやネットの映像で行った気になってもらっちゃ困る。歩いた人が書いた本。そういえば銀座の路地を歩いて本を書く岡本哲志さんと、肌合いが似ている。

Posted by ブクログ