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天山の巫女ソニン(3) 朱烏の星
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天山の巫女ソニン(3) 朱烏の星

菅野雪虫【作】

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天山の巫女ソニン(3) 朱烏の星

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2008/02/20
JAN 9784062144858

天山の巫女ソニン(3)

¥1,540

商品レビュー

4.1

33件のお客様レビュー

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2020/10/26

江南から帰国して半年が過ぎ、新しい年を迎える準備に大忙しの沙維の国。 新年を迎えれば、ソニンは数えで14歳となる。天山を下山して1年が経つ。このへんの時間の流れを把握するのが、わたしはどうも苦手だ。 さて、もう一つの隣国、巨山は、先の戦争から国交が途絶えたままでしたが、イウォル...

江南から帰国して半年が過ぎ、新しい年を迎える準備に大忙しの沙維の国。 新年を迎えれば、ソニンは数えで14歳となる。天山を下山して1年が経つ。このへんの時間の流れを把握するのが、わたしはどうも苦手だ。 さて、もう一つの隣国、巨山は、先の戦争から国交が途絶えたままでしたが、イウォル王子とともにソニンも彼の国へ赴くことになりました。 江南への留学とは違い、国交回復の足がかりともなる外交の一歩となります。 さて、国交が途絶えたと言っても、イウォル王子たちを出迎えた巨山の民人たちは皆穏やかな様子でした。 それは現代社会を投影しているようです。 ソニンたちと同世代の巨山の王女イェラと出会い、お互いがそれぞれ他者を見ることで己を知るという成長をしていきます。 ソニンの成長は、巫女見習いとして過ごした12年間を否定するのでなく、そのことがあるから今があるという自分への肯定の物語。 結果として失敗に終わったとしてもそれまでの努力は無駄ではないんだよ、とソニンは教えてくれます。

Posted by ブクログ

2019/05/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ3作目は巨山でのお話。 これで三国全ての内情が出そろったわけですが。 それぞれの国でそれぞれの価値観、国王の人柄があって国を運営している。 イウォル王子やソニンと出会った全ての人、国が都合のいいように変わるはずもなくてそういう現実的なところもまたおもしろいです♪ 今回はイェラ王女という、これまた魅力的な人物と出会うソニン。 今後の三国関係、イェラ王女の成長もまた楽しみのひとつとなりました^^

Posted by ブクログ

2018/11/15

第三巻。天山から帰らされた巫女のソニンは、王宮の末王子であるイウォル王子に請われて侍女となって暮らしていた。巨山と沙維の間の地域に暮らしている山間民の「森の民」が巨山の役人に捕まってしまった。沙維王が何度も民の解放を望む書簡を出しても返事がなかった。「森の民」が巨山をスパイしてい...

第三巻。天山から帰らされた巫女のソニンは、王宮の末王子であるイウォル王子に請われて侍女となって暮らしていた。巨山と沙維の間の地域に暮らしている山間民の「森の民」が巨山の役人に捕まってしまった。沙維王が何度も民の解放を望む書簡を出しても返事がなかった。「森の民」が巨山をスパイしているのではないかと疑っているのだ。ようやく返ってきた書簡には、沙維王か王子が迎えにきたら解放しようとあった。そして、イウォル王子が巨山に出かけることとなった。もちろんソニンも一緒に。巨山ではどんな出来事が待っているのだろうか。

Posted by ブクログ

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