商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 1982/01/01 |
JAN | 9784061580312 |
- 書籍
- 文庫
鏡の中の物理学
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鏡の中の物理学
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商品レビュー
3.8
34件のお客様レビュー
光子の性質をわかりやすい言葉で説明した科学の名著。 粒子でもあり波でもある光子は直感的に理解するのは難しいけど、ここでは朝永先生はこれを簡易な言葉で小説にして教えてくれる。 しかし、やはり肝心なところは最後にちょこっと触れている程度。これ以上興味ある人は専門書へという形。
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ノーベル物理学賞を受賞した朝永振一郎氏の著作。第一刷は1976年発行。 鏡のなかの物理学、素粒子は粒子であるか、光子の裁判、の3遍からなる。約130ページの薄めの本で、かなり平易に、数式を使わずに書かれた素粒子論入門、とのこと。目に見えない粒子と、古典力学に沿わない事象をイメージ...
ノーベル物理学賞を受賞した朝永振一郎氏の著作。第一刷は1976年発行。 鏡のなかの物理学、素粒子は粒子であるか、光子の裁判、の3遍からなる。約130ページの薄めの本で、かなり平易に、数式を使わずに書かれた素粒子論入門、とのこと。目に見えない粒子と、古典力学に沿わない事象をイメージするのが難しくさらっとは読めなかった。1週間ほどかけて読み、なんとなくわかったような気にはなれたので、同分野の他の入門本や、同著者の他の作品も読んでみたいと思った。言葉遣いはそれなりに古いが、文章が読みやすかった。
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熱力学の時間不可逆性のこと、また素粒子が自己同一性を持たない存在であること、そして位置と運動量の両方を同時には持つことができない、運動の道筋を持たない特別な異なる人間の理解を超えた存在であることを物語風に語るユニークな本。量子力学の入り口を分かり易く説明したものと言える。特に後半...
熱力学の時間不可逆性のこと、また素粒子が自己同一性を持たない存在であること、そして位置と運動量の両方を同時には持つことができない、運動の道筋を持たない特別な異なる人間の理解を超えた存在であることを物語風に語るユニークな本。量子力学の入り口を分かり易く説明したものと言える。特に後半の「光子の裁判」は光子や素粒子のふしぎな存在であることを裁判の形をとって弁護人に説明させるという奇想天外な展開。実はそれが夢であったというオチが凄い!参ったという感じ。しかし、やはり少し難しかった。
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