商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 偕成社 |
発売年月日 | 2008/02/01 |
JAN | 9784037500603 |
- 書籍
- 児童書
神の守り人(上)
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
神の守り人(上)
¥990
在庫なし
商品レビュー
4.3
20件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
上橋さんの頭の中はいったいどうなっているのか。 新ヨゴ皇国、サンガル王国、カンバル王国と出てきて、今度はロタ王国という国がでてきた。 どの国にも独自の王家の歴史と伝統、そして伝説や伝承があり、同じ(かどうかも定かではないけれど)異界を、「ナユグ」、「ナユーグル」、「ノユーク」とそれぞれの言葉で表わす、などという、見事にリアルな世界観で物語が成り立っている。一体どうしてひとりの人が、こんな壮大な世界を考え出せるのだろう。 冒頭のシンタダン牢獄の惨劇や、スファルが鷹に魂を乗せて空からバルサを追うシーンなどからは、「鹿の王」を少し思い起こした。 本作でバルサが守ることになる、アスラ、チキサ達「タルの民」がロタの人たちから疎まれ、ひっそりと暮らしてきた過去・・・ ロタ王に使える呪術師スファルが語る伝説と「タルの民」チキサが語る伝説の相違・・・ 現実世界でも、色々な国、民族においても似たり寄ったりのことが史実としてありそうで、どんどん物語の中に引き込まれていく。 これからアスラ、チキサに待ち受ける未来は辛そうで、読み進みるほどに胸が痛くなるけれど、この上巻最後のマーサの言葉が温かく、安堵した。マーサのように、物事を先入観や偏見からではなく、フラットに見ることができて、仕事ができて、情に厚く、困った人には恩着せがましくなく手を差し伸べることができる人って、本当に尊敬する。あ、私、マーサがすごく好きかも(笑) しかし、シハナよ。やっぱり大人しくスファルの言う通りに動くとは思っていなかった。やはり、お前か、シハナ・・・という感じで、下巻(帰還編)へ続く。
Posted by
2021.01.読了 今度の舞台はロタ王国 バルサとタンダ ロタに住むタルの民の アスラと兄チキサ ロタの呪術師 スファルと娘のシハナ そして畏ろしき神 タルハマヤ
Posted by
ロタ王国での物語。 人買いからチキサとアスラの兄妹を救ったバルサとタンダ。 妹のアスラは、ロタ王国の伝説に登場する恐ろしき神にまつわる少女で、ロタ王国内に渦巻く民族争いに巻き込まれていく。 バルサの死闘が、凄みを増していく。 でも、かっこいい~ 邪悪な神から心守ったアスラに、安ら...
ロタ王国での物語。 人買いからチキサとアスラの兄妹を救ったバルサとタンダ。 妹のアスラは、ロタ王国の伝説に登場する恐ろしき神にまつわる少女で、ロタ王国内に渦巻く民族争いに巻き込まれていく。 バルサの死闘が、凄みを増していく。 でも、かっこいい~ 邪悪な神から心守ったアスラに、安らかな日々が訪れるといいなあ。
Posted by