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肉体の悪魔 新潮文庫
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肉体の悪魔 新潮文庫

レイモン・ラディゲ(著者), 新庄嘉彰(訳者)

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肉体の悪魔 新潮文庫

572

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2004/08/01
JAN 9784102094020

肉体の悪魔

¥572

商品レビュー

3.9

53件のお客様レビュー

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2026/02/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「良心や倫理、道徳観念などは無いのか?」と不思議に思いながら読んでいた。だがフランスの歴史的に愛人的な存在がいることは普通なのかもしれない。主人公は計算も働くし自分が一番かわいいので、マルトのこともこの人なりに愛してはいたものの、常に自分を守る方向に自然と動いてしまうのかなと思った。自分に都合よく物事を考え、弁明し、自分が優越性を感じる相手に対しては高圧的な態度を取る感じか。ここまでやばいレベルでなくても、このようなキャラは実在するだろうなと思った。最後の終わり方はうまいと思った。余韻がある。

Posted by ブクログ

2025/09/19

表題他2編。「肉体の悪魔」は早熟の天才レイモン・ラディゲ17歳の処女小説である。肉体の悪魔と聞いてチェンソーマンを思い浮かべる、どれだけ強い悪魔が出現するのかと期待するも、出だしの雰囲気は三島由紀夫の「仮面の告白」かな。性に目覚めた16歳の少年の一人で語り一人で納得するお話。

Posted by ブクログ

2025/08/06

予備知識なしで、「ドルジェル伯の舞踏会」を読んでみて、良かったんですよ!解説にラディゲの作品ならこの「肉体の悪魔」が一番だ、と書いてあったので、不穏なタイトルだけど読んでみた。 肉体のこともあったけど、ドルジェル並みに精神の揺らぎが緻密に描かれていました。ドルジェルと違うのは、...

予備知識なしで、「ドルジェル伯の舞踏会」を読んでみて、良かったんですよ!解説にラディゲの作品ならこの「肉体の悪魔」が一番だ、と書いてあったので、不穏なタイトルだけど読んでみた。 肉体のこともあったけど、ドルジェル並みに精神の揺らぎが緻密に描かれていました。ドルジェルと違うのは、思考がマイナスなこと!ドルジェルはプラスだったので、悩みつつも爽やかで青春ぽい煌めきが良かったのですが、まあ主人公のこじれっぷりったら!! 若い男性あるあるなのかもしれないですが、考えすぎ回り道しすぎ素直じゃないのに、根だけは真っ直ぐ。 タイトルらしく肉欲のほとばしりが強く感じられたのは、一緒に収録されている「ドニーズ」でした。短いですが、強烈なサンプル。 そして、一番面白かったのが、同じく一緒に収録の「ペリカン家の人々」。冒頭から普通のお宅の普通そうなやりとりにウラがいっぱい。理解しきれたとは思いませんが、こりゃあすごい才能だなと思いました。

Posted by ブクログ