商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 1983/12/01 |
JAN | 9784061471283 |
- 書籍
- 児童書
クレヨン王国 いちご村
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クレヨン王国 いちご村
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商品レビュー
3.6
9件のお客様レビュー
少し切ない話が多かった。 小石とスミレの花の話が1番好きかな。 どんぐりが報われ無さすぎる。そんなところで根を張っても、いずれ枯れてしまうのではないか。 色に因んだ短編集だが、もっといちご村の話が欲しかった。
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盲腸の手術をした正くんのもとに、おばあちゃんが差し入れてくれた12色のクレヨン。そのクレヨンが語る色とりどりの12の物語だが、タイトルとあらすじから想像する可愛らしさからは少し離れた作品が多い。自分の悪口を聞いてどんどん性格が歪んでいく『ドングリのかくれんぼ』、友情の嫉妬に狂っ...
盲腸の手術をした正くんのもとに、おばあちゃんが差し入れてくれた12色のクレヨン。そのクレヨンが語る色とりどりの12の物語だが、タイトルとあらすじから想像する可愛らしさからは少し離れた作品が多い。自分の悪口を聞いてどんどん性格が歪んでいく『ドングリのかくれんぼ』、友情の嫉妬に狂った月が世界を破滅の危機に追いやる『ラッパふきのエンゼル』、住処を理不尽に奪われていく『野原のひっこし』、自らに想いを寄せるカレイを食材としてしか見ていない少女が登場する『水色の自転車』。中でも『ブタ別荘』の玉光のセリフ「いちばんすきな人が、いちばんこわい人なのだ。育ててくれた人が、ころそうとする人なんだ。」は心にずっしり重く響く。今読んでも十分楽しめる。 もちろん『レールの中のスミレ』や『北風フーと青空スー』のような児童文学らしくほっこりするものもあるので安心して読める。
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子供の頃に何度も読んで、本棚ごといつのまにか親に処分されていたけど、最近古本屋で再会しました。 お互いを思うスミレと石たちの話が痛いほど胸に迫って、ぼろぼろ涙が出て止まりませんでした。 児童向けと思って外で読むんじゃなかった。 恐ろしくも哀れな月や、その勇気に心の中で一生懸命応...
子供の頃に何度も読んで、本棚ごといつのまにか親に処分されていたけど、最近古本屋で再会しました。 お互いを思うスミレと石たちの話が痛いほど胸に迫って、ぼろぼろ涙が出て止まりませんでした。 児童向けと思って外で読むんじゃなかった。 恐ろしくも哀れな月や、その勇気に心の中で一生懸命応援してしまう風の子。 今でも私にいろんなことを思い出させてくれました。 子供だけでなく、大人に読んで欲しい。
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