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サンダカン八番娼館 文春文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2008/01/09 |
| JAN | 9784167147082 |
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サンダカン八番娼館
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サンダカン八番娼館
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商品レビュー
4.3
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天草でのおサキさんとの対話から「からゆきさん」のリアルな生活やそこに至る経緯を知り、当時の時代背景や歴史的背景の犠牲になった多くの方々がいたことが胸を打つ。その中でもどうやって人間力を高めることができたんだろうか。 後半部分では、サンダカンをはじめとするからゆきさんたちの仕事現...
天草でのおサキさんとの対話から「からゆきさん」のリアルな生活やそこに至る経緯を知り、当時の時代背景や歴史的背景の犠牲になった多くの方々がいたことが胸を打つ。その中でもどうやって人間力を高めることができたんだろうか。 後半部分では、サンダカンをはじめとするからゆきさんたちの仕事現場への訪問やそこに従事していた人たちとの対話を通じて、飾りのない実態が表現され、戦争やその後の経済復興があまりにも多くの犠牲の上で成り立っていたということを改めて認識。 泣かされるのはいつも弱者というありきたりの言葉だが、それを思い出させるためにも、この作品のような良質なノンフィクションがいつの時代にも必要である。
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2024年最後に読んだのはこの本。サンダカンには寄らないが(なんか治安悪いらしいですね)、ボルネオ島に行くので読んでみた。 題名にあえて八番を入れたのは、もちろんおサキさん以外の話も聞いているからなのだろうが、それよりも、八番時代の方が少しは前向きになれたのだろうし、八番を作っ...
2024年最後に読んだのはこの本。サンダカンには寄らないが(なんか治安悪いらしいですね)、ボルネオ島に行くので読んでみた。 題名にあえて八番を入れたのは、もちろんおサキさん以外の話も聞いているからなのだろうが、それよりも、八番時代の方が少しは前向きになれたのだろうし、八番を作った方々への作者の思いもあったのだろうか。 というわけで、作者は紀行文のような研究書としているが、やはり自分的には紀行文色が強いと感じた。 この本が出た当時明らかになっていた事実がどうなのかよく分からないし、この本が世に与えたインパクトも今となってはよく分からない。ただ、「村岡伊平治自伝」の否定から始まるこの本が果たした役割は極めて大きいのだろう。 取材方法も、個人名を隠した書き方も、こうしないといけなかったのは理解できるし、歴史を明らかにしていくことの難しさ、とりわけ現在進行形の歴史を明らかにすることの難しさを感じられた。 おサキさんは、作者も書くとおり本当の最底辺ではないのだろうが、本当の最底辺でない人ですら、このような激しい人生を歩むことになっていたことがなにより重かった。
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「からゆきさん」として少女~時代を生きた女性の生涯。あまりな人生とあまりな老後。日本は女性と母を如何に食いつぶして生きてきたのかと気が遠くなる。 慰安婦問題もそうだがこの女性たちを給与をもらっていた「売春婦」呼ばわりできる人間たちの心性が私には分からん。何も残らず何も語れず、そし...
「からゆきさん」として少女~時代を生きた女性の生涯。あまりな人生とあまりな老後。日本は女性と母を如何に食いつぶして生きてきたのかと気が遠くなる。 慰安婦問題もそうだがこの女性たちを給与をもらっていた「売春婦」呼ばわりできる人間たちの心性が私には分からん。何も残らず何も語れず、そして貧困のうちに消えて行く人たちの声を何とかして拾い上げて残した山崎女史にも感謝しつつ、後世に読み伝えるべき書。
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