商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 小学館 |
| 発売年月日 | 2008/01/30 |
| JAN | 9784091818027 |
- コミック
- 小学館
MONSTER(完全版)(2)
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MONSTER(完全版)(2)
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商品レビュー
4.2
7件のお客様レビュー
ドイツかぁ、「セプテンバー5」然りですが、この国は重いです。それに比べると日本はどうなんだろう。 まぁそれはさておきドイツを舞台に設定しているのは、本作の重要なファクターかな、と想像します。
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双子の兄妹、ヨハンとアンナの、テンマと会う前の経歴が明らかになってくる。 厳重な国境警備をかいくぐって瀕死状態でチェコ国境近くを歩くふたりを保護したのは旧東ドイツ軍だった。それぞれ別々の孤児院で育てられたが、ヨハンの孤児院は冷徹な兵士を育てるための実験場(511キンダーハイム)...
双子の兄妹、ヨハンとアンナの、テンマと会う前の経歴が明らかになってくる。 厳重な国境警備をかいくぐって瀕死状態でチェコ国境近くを歩くふたりを保護したのは旧東ドイツ軍だった。それぞれ別々の孤児院で育てられたが、ヨハンの孤児院は冷徹な兵士を育てるための実験場(511キンダーハイム)だった。そこで才覚を現したヨハン少年の周りで次々と殺し合いが起こり、教官も孤児も、ヨハン少年以外全員が死亡する凄惨な事件が起きた。この時ヨハンは「ただその殺し合いを手を下すことなく眺めていた」という。人々が互いに燃え上がらせる憎しみにほんの少し「油を注いだ」とヨハン少年が語ったとか…。 ここまでの展開で2つ、違和感がある。 ヨハン少年の惨殺事件エピソードがあまりにデキすぎていて、翻って二十歳になった、より大きな「絶対悪」を宿して破裂しそうになっているヨハンは自らの手を汚しすぎている。 もうひとつ、アンナというキャラも、無邪気にはつらつと振る舞う表の顔と、時に娼婦のように、時に殺し屋のように振る舞う裏の顔の振れ幅が大きすぎるのも違和感がある。これだけの振れ幅のあるキャラはマスターキートンには出てこなかった。アンナの少女時代のあの「精気のない目」と「今の目の輝き具合」が違いすぎるのもモヤモヤする。 にしても、マスターキートンのように1~2話完結の人間ドラマを挟み込んでくるのが心地よい。ヨハンが次々と人間の闇を開放し、テンマが人間の愛情といった明るい部分を丁寧につなぎ合わせているこのコントラストが鮮やか。
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右翼の巣 ヒトラーは、美術学校の受験に失敗し、軍隊でも伍長どまりだった…彼がカリスマを現したのは、三十歳を過ぎてからのことだ。 今時分になると 民族の祭典の為の炎 フランクフルト中央駅 人殺しなんて簡単だ。砂糖の味を忘れればいい。
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