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土の中の子供 新潮文庫
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土の中の子供 新潮文庫

中村文則【著】

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土の中の子供 新潮文庫

539

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2007/12/21
JAN 9784101289526

土の中の子供

¥539

商品レビュー

3.4

203件のお客様レビュー

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2024/11/09

幼い頃に虐待された思い出は、一生付いて回るんだなと思った。 大人になって強盗に襲われても、少年時代の虐待の記憶が重なる描写がとてもリアリティがあった。 表題作のほかに、シュール度高めの短編も収録されていた。

Posted by ブクログ

2024/09/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この物語は人は平等ではないことがよく分かる話だと感じた。 主人公の「私」は幼い頃親に捨てられ、親戚や遠い親戚に育てられた。この「育てられた」は育てて頂いたとは言えず、壁に穴が開くほどの暴力を受ける日々であり、生き延びさせられたという意味である。その後、施設に預けられた。暴力から逃れた「私」だが、暴力を受ける日々から抜け出せた生活が養護施設であり、この生活が幸せかも分からなく無くなっていた。大人になり、タクシードライバーとなり、結婚もしたが今の生活に不満はないが、同じことをする日々が幸せとも思っておらずお金にも困るような生活をしていた。自殺も考えた。乗客から殺されかけた時もあった。本当に苦労した生活だなと感じた。 これは生まれた時から決まっていた生活であり、自分がどう足掻いても変えられない運命であるという事実に胸が痛くなった。

Posted by ブクログ

2024/09/24

過去の強烈なトラウマや恐怖は一種のマゾヒズム的感性を生み出し、その感性が負の連鎖を引き起こす。 絶望を通り越した先にある、自暴自棄。 この感覚は僅かではあるものの共感を覚える。

Posted by ブクログ

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