商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2007/12/10 |
JAN | 9784480423986 |
- 書籍
- 文庫
落語家論
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落語家論
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商品レビュー
4.2
12件のお客様レビュー
小沢昭一さんと柳家小三治さんの関係性,お互いリスペクトされている様子、それだけで熱いものを感じた。 「若い人に読んで欲しい」がお節介なら、私はただこの本をずっと手元に置いておきたいと思った。ブックオフで何気に見つけた本だけど。
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著者流に言うなら「噺家の了見」の本といったところか。 文楽、志ん生、圓生、正蔵、小さんら名人と同じ楽屋で過ごした著者の芸へのこだわり、厳しさ、落語への愛、あつい思いが溢れています。 前半は落語の芸に比重がおかれ、「笑いはココロ」「誰も助けてくれない」「素晴らしい風習」は、若...
著者流に言うなら「噺家の了見」の本といったところか。 文楽、志ん生、圓生、正蔵、小さんら名人と同じ楽屋で過ごした著者の芸へのこだわり、厳しさ、落語への愛、あつい思いが溢れています。 前半は落語の芸に比重がおかれ、「笑いはココロ」「誰も助けてくれない」「素晴らしい風習」は、若手へ(時に我々へ)の叱咤激励であり、「大家の風情」「仲入り放送」は、著者はやっぱり落語・寄席が好きなんだなあと思わされます。 後半はエッセー風。「梅の家の笑子姐さん」はしんみりさせます。まくらに定評のある著者ですが、枕元で楽しみたい一冊。
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小さい頃、親に鈴本演芸場へ連れて行ってもらい、落語が好きになった。小三治師匠も好きな噺家の一人。独特の語り口調が、本書を読んでいても頭の中に響いてくる。そんな中に噺家の矜持、江戸落語の神髄が書かれている。今、我が家には小三治師匠のほかに志ん生、志ん朝、志の輔、枝雀のCDセットがあ...
小さい頃、親に鈴本演芸場へ連れて行ってもらい、落語が好きになった。小三治師匠も好きな噺家の一人。独特の語り口調が、本書を読んでいても頭の中に響いてくる。そんな中に噺家の矜持、江戸落語の神髄が書かれている。今、我が家には小三治師匠のほかに志ん生、志ん朝、志の輔、枝雀のCDセットがあり、折に触れて聞いている。落語って本当にいいなぁ。
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