商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2007/12/26 |
JAN | 9784091818171 |
- コミック
- 小学館
新ブラックジャックによろしく(3)
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新ブラックジャックによろしく(3)
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商品レビュー
3.6
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斉藤とケンカ別れをした皆川さんは、脳外科で植物状態の患者を担当することになり、仕事に新たな目標を見出して、ようやく前へ向かって歩み始めます。その後、斉藤は赤城の両親を説得するために、北海道へと旅立っていきます。 本巻には、皆川さんが赤城と直接対面するシーンがあります。そこで彼女...
斉藤とケンカ別れをした皆川さんは、脳外科で植物状態の患者を担当することになり、仕事に新たな目標を見出して、ようやく前へ向かって歩み始めます。その後、斉藤は赤城の両親を説得するために、北海道へと旅立っていきます。 本巻には、皆川さんが赤城と直接対面するシーンがあります。そこで彼女は赤城に対して「かわいそう」という言葉を投げかけますが、皆川さんは自分のいやらしさを自覚しているぶんだけ、斉藤より罪が軽いと言えます。赤城は、自分に憐れみをかける皆川さんを憎むことができるからです。 他方、赤城は自分の実家にまで押しかけていった斉藤を追いかけ、2人きりの夜を過ごしてもなお「僕は医者です」としか語らない彼に対して、腎臓提供の申し出を受けてもいいと語っています。このとき彼女は、自分と一緒になる覚悟もなくドナーになりたいという斉藤の臓器を得て生き長らえるというその後の人生を見通した上で、引き受けることを決意したはずです。それは、彼の身勝手さを憎むことも許されず、彼に寄り添って生きることもできない人生を、命の続く限り生きていかなければならないということにほかなりません。本巻の最後には、そんな彼女のみずからの人生に対する静かな決意が秘められた表情が描かれています。 私自身は、聖母のようなそうした彼女の決意が正しいものだとは考えませんが、それを描くことでヒューマニズムの残酷さを浮き彫りにしようとする著者の狙いは十分に理解できますし、そのような困難な課題に取り組もうとする試みは評価されるべきだと考えます。
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医者は患者を救いたいと思うものだから、場合によっては自分の腎臓を提供してもというユニークが医者論が前回から延々と続いているがよう分らんですね。突き抜けて腑に落ちるってなるかと思ったのですが。 出版社とトラブルが続いてるという独善性と似たようなものを感じるのは考えすぎでしょうか。 ...
医者は患者を救いたいと思うものだから、場合によっては自分の腎臓を提供してもというユニークが医者論が前回から延々と続いているがよう分らんですね。突き抜けて腑に落ちるってなるかと思ったのですが。 出版社とトラブルが続いてるという独善性と似たようなものを感じるのは考えすぎでしょうか。 それにしても絵はうまい。
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斉藤先生は、患者のため自分の腎臓を提供することを決意したこと、医者として患者にできることを考えて行動している。
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