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さくら 小学館文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 小学館 |
| 発売年月日 | 2007/12/05 |
| JAN | 9784094082272 |
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さくら
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さくら
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商品レビュー
3.9
605件のお客様レビュー
ものすごく哲学的なんだけど読みやすい。 一つ一つの動作や部位や個体について果てしなく比喩が成されていく。豊かな作家だなぁと思う。
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そんなことはすべて脇において、人間も尻尾を振ろう! 「さくら、おいで!」 飛行機の中で一気読みして、そして号泣している。西加奈子さんの2作目、さくら。すごく普通で普通じゃないファミリーのお話。 主人公は長谷川家の次男、薫。タイトルになる犬のサクラ。完璧な長男、一(はじめ)に、...
そんなことはすべて脇において、人間も尻尾を振ろう! 「さくら、おいで!」 飛行機の中で一気読みして、そして号泣している。西加奈子さんの2作目、さくら。すごく普通で普通じゃないファミリーのお話。 主人公は長谷川家の次男、薫。タイトルになる犬のサクラ。完璧な長男、一(はじめ)に、美しくも暴力的な妹、美貴(ミキ)。溌剌としたお母さんと、寡黙なお父さんの4人家族の物語。子どものころの公演までの冒険談から、大晦日の動物病院探しまで、波瀾万丈ななかに、家族の美しさと苦しさともどかしさ、すごく等身大であり、奇想天外でもあり、西加奈子さんのあたたかく大らかな小説。読んでよかった。15歳のおばあちゃん犬になるまで、家族をずっと見守っていたサクラみたいに、ブンブン尻尾を振って。大切なひとにちゃんと感謝や好きを伝えようと素直に思えて素敵な小説でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
オーディブルで聴きました。読み終えて、どうしてこうなったんだろう、というのが正直な感想。 家族みんなに愛情はあるけれど、どこか真っ直ぐではないところがあって、それぞれが自分の正直な気持ちを出せないまま抱えていたことが、うまくいかなかった原因の一つなのかなと思った。 家族にも伝えず、それぞれが心にしまっておきたい部分はあると思う。でも、大事な時には、やっぱり家族にちゃんと伝えることが大切なのかもしれない。 みきが、はじめに本当に恋をしていたとして、じゃあどうすることができたのか。 お父さんが出て行った理由は何だったのか。 お兄ちゃんは事故の後、やはり自暴自棄になるしかなかったのかな。 お母さんは自分で抱えすぎだったんじゃないか。もっとちゃんと家族と話ができていたら……。 最後は少し家族がまとまったのかなという展開だったけれど、正直、うまくいかないだろうなと思ってしまった。 自分自身の青春時代とはあまり重ならない登場人物たちだけれど、小学生の頃の思いって、こんな感じだったかもしれないなと思った。西さんは、子どもの頃の気持ちの描写が本当に上手い。 そして、文章にすべて書かれているわけではない、それぞれの思いや家族の関係性を、読者に想像させるようなところもすごく良かった。 少し苦しく感じる部分もあったけれど、それも含めて物語に没頭できた。とても読み応えのある、素敵な作品だった。
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