商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 白水社 |
発売年月日 | 2007/11/10 |
JAN | 9784560092002 |
- 書籍
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灯台守の話
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灯台守の話
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商品レビュー
4.1
35件のお客様レビュー
岸本佐知子先生翻訳の海外文学、絶対奇妙なテイストなんだな…なるほど…。 好きなんだろうな、多分…。 岸壁に斜めに突き出した家で、母と命綱で繋がれて生活していた少女の話…。 もうこれだけであらすじが尖り過ぎてる…すごい…。
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- ネタバレ
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-<物語ること>で人は救われる。- 邪道にも、訳者あとがきが印象に残った。これはジャネットが何度も繰り返してきた言葉だそうで、本編全体を通してもこのメッセージが感じ取れる。 本作ではとある灯台にまつわる物語が灯台守によって語られる。僕は、灯台にこんなストーリーがあるなんてと思わず驚いたし、それに想いを馳せるたびに心がふわっとなった。 物語を語るというのは不思議な魅力を持っていると思う。自身の経験談を話すとまるで他人事のように思えたり、人づてに聞いた話を語ると自身が経験したかのような想いがなぜかよぎったりする。もしかしたら自分一人では抱えきれない痛みや苦しみから逃れるために人は語るのかもしれない。 今僕は腹部がきりきりと痛い。実は昨日激辛ラーメンを食べてね…。まぁいいや。
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本の最後に向かって、どんどんと綺麗な映像が眼に浮かぶ。何度でも読みたい。 自分の人生のどんな苦しみも悲しみも、自分の物語にしてしまえば、その苦しみに対抗する力になる。いろんな自分が出てくる、物語。それは灯台から出し続けられる一条の光。 些細な描写が美しくて、ハッとする。
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