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私の男
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2007/10/30 |
| JAN | 9784163264301 |
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私の男
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商品レビュー
3.6
604件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
初めて出会いました、「生理的に無理な作品」というやつに。 遠い親戚といえど、ほぼ初対面同士ならまだアリなのかな?(それでも気持ち悪いが)と考えることにし、どうにかこうにか主人公お二人に感情を寄せよう寄せようと頑張って読み進めたが、中盤から二人の関係に関する思わぬ事実を突き付けられ、それでそうなったというところにどうしても理解が及ばず、吐き気を覚えた。特に、性交シーン。 小説の官能シーンというのは特段嫌いでは無いけれど、この作品にいたってはすみません本当に無理だった。 お互いにワケ有りの家庭で育った背景があるにせよ、それとこれとは別では? 自分と血が繋がった娘相手に欲情する男なんて、ただの変態でしょう。 娘にしがみついて「おかあさぁ~ん!!!」とか、なんなの?マザコン??気持ち悪いんですけど。ほんと意味不明。 この作品が好きな人、ごめんなさい。 丁寧に読みましたが、直木賞受賞した理由が、最後まで解らなかったです。
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個人的な好みや信条から言って、本書に星5の評価を付けざるを得ないことは甚だ心外である。私は近親相姦というものが大層嫌いであるし、幼い子供と大人の肉親であるならば虐待だと考えるし、そのような関係性に特別な価値など無いと思うからである。しかしながら本書はとてつもないエネルギーを秘めた...
個人的な好みや信条から言って、本書に星5の評価を付けざるを得ないことは甚だ心外である。私は近親相姦というものが大層嫌いであるし、幼い子供と大人の肉親であるならば虐待だと考えるし、そのような関係性に特別な価値など無いと思うからである。しかしながら本書はとてつもないエネルギーを秘めた作品であり、読後の感触から言っても一級品であると感じた。甚だ心外なのであるが、総合して満点の評価を付けざるを得ないのである。 本書が社会的な評判を得たのは10年か15年ほど前のことであるように記憶しており、その時期は身の回りで本書を推す声が強かったように思うが、私はあまのじゃくなのでおすすめされればされるほど読むまいと身を固くしていた。結果として十数年の間読むことがなく、ようやく最近になり「そういえば……」と手に取ったのであるが、おそらく十数年前に周囲から勧められるままに本書を読んだとて、得られるのは嫌悪感だけであったであろう。当時の私の価値観は非常に硬直していたからである。十数年の歳月が功を成し、大人となり価値観が醸成された今読んだことで、幸か不幸か、私は本書のもつ深い味わいに触れたように思う。この作品は人を選ぶが、同じ一個の人間であっても、どのタイミングで読むかによって得られる感触は異なってくるだろう。これから本書に出会う人々が、それぞれに最も良いタイミングで本書を手にできることを願ってやまない。
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★★★☆☆またもやねっとりとした内容の本を読んでしまった。2008年6月から1993年7月まで各章ごとに遡っていく。年表通りに読んだら感想は違ったのかもしれない。震災孤児となった花を25歳独身の淳吾が引き取り、育てる。養父と娘の関係。事件。 読了日・感想を編集
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