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ふるやのもり こどものとも傑作集40
1,100円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 福音館書店 |
| 発売年月日 | 1969/04/10 |
| JAN | 9784834001945 |
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ふるやのもり
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ふるやのもり
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商品レビュー
4.2
23件のお客様レビュー
よく見ると味わい深い大胆な絵に、文書はリズム良くて、ユーモアがあって、なんとも楽しい昔話絵本。 何年生くらいから「ふるやのもり」のタイトルの意味に気づくのだろう? 7分くらい 暗いところは指差しして
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昔々に読んだことのある話。あまりに昔過ぎて、どんな話かすっかり忘れていた。なるほどタイトルの「ふるやのもり」とは、こういうものだったか。それすらも忘れていたことに驚き。なかなか楽しい話だった。
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昔話の一つである「ふるやのもり」は絵本だけでも何種類かある中で、本書は福音館書店から1965年に発表された瀬田貞二さんによる再話ということで、当時の時代を感じさせる言葉遣いはやや気になったものの(60年前ともなるとやむを得ないところなのだが)、そのテンポ良く繰り出される文章から...
昔話の一つである「ふるやのもり」は絵本だけでも何種類かある中で、本書は福音館書店から1965年に発表された瀬田貞二さんによる再話ということで、当時の時代を感じさせる言葉遣いはやや気になったものの(60年前ともなるとやむを得ないところなのだが)、そのテンポ良く繰り出される文章からは謎かけのような題名と共に、まるで落語のような軽妙さを感じながらも、ただ面白いというだけではない、そんな独特さが私には新鮮な読書体験となった。 また、それに加えて田島征三さんの素朴な絵が味わい深く、その写実的ではない色数の少なさに物足りなさを感じる方もいらっしゃるかもしれないが、瀬田さんの文章と合わさったときに、ふとその感情が窺い知れるような絵本ならではの一体感が特徴的で、最初は得意顔をしながら余裕綽綽でいたのが、次第に不安を増していくのが手に取るように分かり、やがて、その後の我も我もといった必死さを絵に描いたようなスピード感に哀れみよりも面白さが際立ったことには、この前読んだ「まゆとおに」とも似通ったものを感じ、こうした罪悪感を抱かせずにユーモアをたっぷり含ませて正義の裁きを描く手法には、どこか日本人の持つ、奥ゆかしさの陰に潜む本音のようなものが垣間見えるようで興味深く、そうした思いをお話に込めて溜飲を下げていたのかもなんて想像してしまうが、こちらは「まゆとおに」のような爽快さというよりは、ちょっとやり切れないものもあって、その展開に子どもたちがどんな反応を示すのか、気になるところである。 おじいさん、おばあさんが立派に育てている子馬欲しさに、ほっかむりが如何にもな風貌の「どろぼう」と凶暴な「おおかみ」が、それぞれ密かに隠れて狙っているのだが、それどころでは無くなる展開に、改めて想像力の持つ、そのどこまでも広がっていく素晴らしさを皮肉な形で痛感させながら、その後もお互いを認識しないまま再度関わることで、更にダメ押しとなるような非情さがあると思うと、表紙と裏表紙が合わさった一枚絵の場面もどこか哀愁を帯びてきそうであるはずなのに、それを上記した罪悪感を抱かせない展開にすることで、結果として面白かったと感じさせるような流れがあることには、昔話特有の勧善懲悪の一面が色濃く表れていながら、特に加害者側の末路へと至る過程に重点を置いた本書のお話は、その巻き込まれたことに端を発した由来があまりにかわいそうなのではないかといった異質さも含め、最終的には面白さよりもやり切れなさの方が勝った印象であった。
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