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いやいやえん 福音館創作童話
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いやいやえん 福音館創作童話

中川李枝子【著】

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いやいやえん 福音館創作童話

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 福音館書店
発売年月日 2002/03/24
JAN 9784834000108

いやいやえん

¥1,430

商品レビュー

4.2

172件のお客様レビュー

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2025/01/30

少々問題児だった保育園児の私。 卒園式後、個別で 『○○ちゃんは小学生になるのね。  おめでとう!この本を読んでね。』 と大好きな先生に頂いた。 …ココに出てくる鬼と先生が怖くて あの頃、本を開くのが嫌で トラウマになっていた本。 今なら下さった意味が理解出来る。 大人にな...

少々問題児だった保育園児の私。 卒園式後、個別で 『○○ちゃんは小学生になるのね。  おめでとう!この本を読んでね。』 と大好きな先生に頂いた。 …ココに出てくる鬼と先生が怖くて あの頃、本を開くのが嫌で トラウマになっていた本。 今なら下さった意味が理解出来る。 大人になった私がまたあのページをめくる時 どんな【アタシ】と再会するのだろう。 今、いやいやの私ももう一度開いてみよう

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2024/12/27

この間読んだ「子どもはみんな問題児」に書いてあったの。 この「いやいやえん」には実話が含まれてるって。 はるこせんせいとなつこせんせいは中川李枝子さんが保母(その時代の呼び方にしたわ)をやっていた時の園長先生と中川李枝子先生のお二人で、しげるちゃんにもモデルがいる。 このやんちゃ...

この間読んだ「子どもはみんな問題児」に書いてあったの。 この「いやいやえん」には実話が含まれてるって。 はるこせんせいとなつこせんせいは中川李枝子さんが保母(その時代の呼び方にしたわ)をやっていた時の園長先生と中川李枝子先生のお二人で、しげるちゃんにもモデルがいる。 このやんちゃ坊主があの立派に育った青年なのかと思うと思わずニヤニヤして読んでしまったわ。 「くじらとり」も子ども達と一緒に作ったおはなしだそうで、後にも先にもこんな傑作ができたのはこの一度きりだったって書かれていた。 そんな裏話を知った後に読むとまた何倍も面白かった。

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2024/12/04

幼いころの気持ちがよみがえる。 大好き、大嫌い、楽しい、つまらない、そういうありのままの気持ちを全身で表現する子どもたち。 元気いっぱいの子どもたちを見ていると、元気を分けてもらったような気になる。 集団生活を送るなかで培われるものの一つに協調性がある。 この物語には、しげるち...

幼いころの気持ちがよみがえる。 大好き、大嫌い、楽しい、つまらない、そういうありのままの気持ちを全身で表現する子どもたち。 元気いっぱいの子どもたちを見ていると、元気を分けてもらったような気になる。 集団生活を送るなかで培われるものの一つに協調性がある。 この物語には、しげるちゃんという男の子がでてくるのだが、協調性がなくて、決まりを守らなくて、いわゆる問題児とされる子どもだ。 そんな彼に対する教育に時代を感じる場面もありつつ、ハラハラドキドキしながら彼を見守った。 読み聞かせしていると、「しげるちゃん、嫌われちゃったね 」「しげるちゃん、決まり守らなすぎでしょー」など、しげるちゃんに厳しめな我が子たちだったが、本当はどんな気持ちでいたんだろうね。 楽しいことばかり、いいことばかりじゃない。でも楽しいこともあった、いいこともあった。そんな読後感だった。

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