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ロボット・カミイ 福音館創作童話
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ロボット・カミイ 福音館創作童話

古田足日【著】

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ロボット・カミイ 福音館創作童話

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 福音館書店
発売年月日 1970/03/11
JAN 9784834002287

ロボット・カミイ

¥1,430

商品レビュー

4.1

34件のお客様レビュー

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2024/06/03

図書館本。定番本。自分に周りに素直になれず、とんがった物言いになってしまうロボット・カミイ。最後にようやく本物の涙を流します。

Posted by ブクログ

2023/08/03

幼稚園児の「たけし」と「ようこ」が、ダンボールやトイレットペーパーの芯で思いを込めて作り上げた、おもちゃのロボットは、なんと本物のロボットのように動きだしたから、びっくり! ところが、その「ロボット・カミイ」は、自分の意志を持っており、その自由に行動する姿から感じられた印象は、...

幼稚園児の「たけし」と「ようこ」が、ダンボールやトイレットペーパーの芯で思いを込めて作り上げた、おもちゃのロボットは、なんと本物のロボットのように動きだしたから、びっくり! ところが、その「ロボット・カミイ」は、自分の意志を持っており、その自由に行動する姿から感じられた印象は、他人の気持ちを考えないワガママぶりと、自分の思い通りにならない悲しさで、すぐに泣きだしてしまうといった問題児で、その見た目から覗える頼もしさに反して、まるで子どものようであり、初めは一緒に付き合ってあげた園児たちだったが、ついにカミイは一人ぼっちになってしまい・・ 最初は、こうして、園児たちに迷惑をかけまくる、共感出来ないロボットが主人公の物語に、何故と思ったが、最後まで読んでみて、実はカミイに、子どもの成長する過程を重ね合わせているのかなと思いました。 子どもの中には、時に、とても腕白で元気すぎて、まだ人の心の痛みが分からないような子っていますよね。そして、そんな子どもには、いくら言葉で叱ったり諭したりしても、全くのどこ吹く風で、その変化の無さに、この先が思いやられそうだなと、感じたこともあるのではと思います。 しかし、気が付いてみたら、いつの間にか、そんなこともあったなといった、大きな変化を遂げていて、その根拠こそ分かりませんが、きっとどこかで、その子自身による、これから先を生きていくための、とても重要な気付きを得たからこそ、今のその子が存在しているのだと思うと、その気付きが、如何に大切なものかが実感出来ると思います。 そして、本書の場合は、最初にたけしとようこが、カミイを作るとき、ようこが顔をマジックで書くときに誤って、泣き虫ロボットみたいな見た目にしてしまったときに、たけしが、 『いいよ、いいよ。なきむしロボットなんてめずらしいもの、おもしろいよ』 と、ようこを励まして、涙に擬えたビー玉をカミイの中に入れるシーンがありまして、ここに私は最初、たけしの斬新なものの見方がいいなと思ったのですが、実はこれが、後々の展開を見たとき、私には、まるで偽りの涙をこしらえてしまったように感じられて・・勿論、たけしは悪くないと思いますよ。たけしも心の深いところで、涙の素晴らしさをまだ実感していなかったことは、それを面白いと表現していることからも分かりますし。 しかし、泣き虫って、決してネガティブなイメージばかりではないことは、本書の後半で見せた、カミイの行動や、その後に形になったものからも推測出来ますし、そこにあった大切な気付きというのが、『泣きたくなるほど嬉しかったことを実感したその過程』にあると私は思い、そこでカミイが見出したのは、人と人とが共に思いやることの大切さであり、その大きな成長を遂げた瞬間は、あらゆる面に於ける彼自身の変化からも分かり、そこから私は、子どもの成長していく姿を重ね合わせているように感じさせられ、「子どもはワガママで当たり前。でも、そこからどうやって変わっていくのか?」を、問い掛けているように思われました。 また、そんな成長はカミイばかりではなく、たけしとようこも同様であり、終盤のやり切れない思いから、彼らが吹っ切れることが出来たのは、その形になって残されたものの価値に気付いたからであり、それは、まさにたけしが心の底から切望していた、なきむしロボットの成長した証だったのです。 本書は、ロニコさんとのコメントのやり取りにより、読むことが出来ました。 1970年の作品ながら、古田足日さんの子どもの将来を考えた物語に加えて、堀内誠一さんの素朴でやわらかい絵が、とても印象的でした。 ありがとうございます。

Posted by ブクログ

2023/04/03

最初はただのダンボールのロボットなのにどうして「鋼鉄製のロボットだ」と威張っていたのかなと不思議に思いました。

Posted by ブクログ

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