商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 草思社 |
発売年月日 | 1989/03/01 |
JAN | 9784794200372 |
- 書籍
- 児童書
マザー・グースのうた(第1集)
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マザー・グースのうた(第1集)
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商品レビュー
4.3
10件のお客様レビュー
2024.11.19市立図書館 早朝に訃報を聞いて、夕方図書館によったらもう追悼コーナーができていた。そこから、実家にあってわたしが「たにかわしゅんたろう」という名をおぼえるきっかけのひとつとなったなつかしい本を借りてきた。当時は訳詩よりも堀内誠一の美しくときにグロテスクな装画の...
2024.11.19市立図書館 早朝に訃報を聞いて、夕方図書館によったらもう追悼コーナーができていた。そこから、実家にあってわたしが「たにかわしゅんたろう」という名をおぼえるきっかけのひとつとなったなつかしい本を借りてきた。当時は訳詩よりも堀内誠一の美しくときにグロテスクな装画のほうがずっと印象的だったけれど、いまになってみれば日本でのマザーグーズブームの火付け役だったこの本こそ、わたしが内外の文学に親しむ入口にもなった。 幼い頃は、歌も知ってる「メリーはこひつじかっていた」に「ロンドンばしがおっこちる」、そして「ハンプティ・ダンプティ」「うつくしいのはげつようびのこども」「おとこのこってなんでできてる?」「ソロモン・グランディ」といった世界のイメージに親しみ堀内誠一の絵とともになんども繰り返し眺めた。そのうちに中学生になって「基礎英語」を聞き始めれば、土曜日の歌のコーナーで「ポリーやかんをのっけてよ」がでてくるし、英米文学を読めば一節あでてきたりする。巻末に原詩も載っているので日本語訳と読み比べたり、自分で翻訳してみたり(見返しの「Aはアップルパイ」は訳がなかったので挑戦した記憶)、さまざまに味わいつくして基礎をかためたところで、講談社文庫版全集や和田誠訳へと進んでいった。 今回借りた本は、ありがたいことに1975年の第1刷らしく、付録の月報のようなものまでついていた。平野敬一の解説、鳥越信、加藤恭子、遠藤豊吉、岸田今日子の推薦文、それに堀内誠一夫妻と谷川俊太郎の対談が読めた。
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心が自由になり、少し甘くて大人びたり、不思議な世界に憧れたり、言葉のリズムに惹きつけられた。多くの文学、映画のモチーフにされたり。なくてはならい作品。
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ナンセンスな詩が多いですが、中にはスッとわかりやすいものも… 「わんわんほえるの いぬですね」は、リズムそのものが心地いい。 詩は、難しくなくて全然いいですよね
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