商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2000/06/16 |
| JAN | 9784001145021 |
- 書籍
- 児童書
はてしない物語(下)
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はてしない物語(下)
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商品レビュー
4.4
123件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
上巻で、バスチアンが「はてしない物語」の中に入って旅をするんだ、と予想を立てつつ下巻に。 概ね間違ってはなかった。バスチアンが「はてしない物語」の中に入り、幼ごころの君に新しい名前を与え、アウリンというおしるしをもらってファンタージエン国を旅していく。 その中で、アトレーユとも出会い……というところまでは王道的だった。 ただ、ここからが名著だと思うのが、バスチアンがどんどん独裁者化していく。 バスチアンに感情移入しながら読ませるような構造になっているので、ここで自分自身がどんどんエゴイスティックになっていくような感覚でかなり読むのが辛い。 美しくなりたい、強くなりたい、賢くなりたい、みんなに自分の存在をすごいと知らしめたい……。 誰でもそんな感情を持つとは思うけど、バスチアンにとっての不幸は、その願いを叶えてしまうアウリンがあり願いを叶えてもらえることだった。 少しずつ記憶をなくし、そのことに気も留めないバスチアンはアトレーユを剣で傷つけてしまう。 下巻後半の元の世界に戻ろうとするまでのところが良かった。 これまでの望みはある意味では「愛されたい」というものだし、もっと言えば「ありのままの自分が愛されたい」。 だけど最後の望みは「誰かを愛したい」というものだったところがエンデからのメッセージを感じた。
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物語の世界で地位が上がって力をつけていく一方で、元の世界の記憶が段々と失われる。 千と千尋の神隠しと少し似たものを感じた。 冒険による少年の成長、という単純な話ではなかった。 自分の価値に気づいて、自分を認めることがどれだけ大切かを教えてくれる。
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図書館本 バスチアンの冒険。 彼の心意気がどんどん変わっていく様が、嬉しくもあり苦しくもあった。 また舞台となる場所の描写がいつも素晴らしかった。現実ではないような建物などを空想しながら読み進めていくのも楽しかった。 最後の締めくくり方が、童話的でとても良かった。
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