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はてしない物語(下) 岩波少年文庫502
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はてしない物語(下) 岩波少年文庫502

ミヒャエル・エンデ(著者), 上田真而子(訳者), 佐藤真理子(訳者)

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はてしない物語(下) 岩波少年文庫502

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2000/06/16
JAN 9784001145021

はてしない物語(下)

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商品レビュー

4.4

124件のお客様レビュー

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2026/09/05

※上下巻同じ内容です。 エンデの著作に触れる機会がなかったのだが、歳をとって『モモ』を読む機会があり、そこからこの『はてしない物語』を手に取ることになった。 上巻は現実の世界と物語の世界に分かれ、並行して進んでいくが、物語が進むにつれて、だんだんとその境界が薄れてゆく。 下...

※上下巻同じ内容です。 エンデの著作に触れる機会がなかったのだが、歳をとって『モモ』を読む機会があり、そこからこの『はてしない物語』を手に取ることになった。 上巻は現実の世界と物語の世界に分かれ、並行して進んでいくが、物語が進むにつれて、だんだんとその境界が薄れてゆく。 下巻では、本の中に入り込んだ主人公が欲に溺れていきながらも、最後には温かな気持ちにさせてくれる。各章の内容を意識したイラストも良く、より物語に没頭させてくれた。 そして、上田真而子さんのあとがきに、「子どもが読めば子どもなりに楽しめるし、大人が読めば何かはっと気づかされるという物語になっているのだと思う。」とあったが、まさにそのように感じた。 実際、子どもの頃にこの本に出会えていれば、どう楽しんだのだろうか。大人になった今だからこそ、下巻の内容の濃さに自分の人生を重ねながら、「大切な何か」を忘れているのではないかと思わされることもあった。 「四十にして惑わず」は遠に過ぎ去っており、不惑どころか惑惑惑まみれであるが、それでも何かのきっかけで、ふと読み直したくなる小説でもある。 最後に、映画化された作品が『ネバーエンディング・ストーリー』だと今さら知った。 きっと、エンデの愛読者の方々には驚かれるんだろうな……。

Posted by ブクログ

2026/08/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

上巻で、バスチアンが「はてしない物語」の中に入って旅をするんだ、と予想を立てつつ下巻に。 概ね間違ってはなかった。バスチアンが「はてしない物語」の中に入り、幼ごころの君に新しい名前を与え、アウリンというおしるしをもらってファンタージエン国を旅していく。 その中で、アトレーユとも出会い……というところまでは王道的だった。 ただ、ここからが名著だと思うのが、バスチアンがどんどん独裁者化していく。 バスチアンに感情移入しながら読ませるような構造になっているので、ここで自分自身がどんどんエゴイスティックになっていくような感覚でかなり読むのが辛い。 美しくなりたい、強くなりたい、賢くなりたい、みんなに自分の存在をすごいと知らしめたい……。 誰でもそんな感情を持つとは思うけど、バスチアンにとっての不幸は、その願いを叶えてしまうアウリンがあり願いを叶えてもらえることだった。 少しずつ記憶をなくし、そのことに気も留めないバスチアンはアトレーユを剣で傷つけてしまう。 下巻後半の元の世界に戻ろうとするまでのところが良かった。 これまでの望みはある意味では「愛されたい」というものだし、もっと言えば「ありのままの自分が愛されたい」。 だけど最後の望みは「誰かを愛したい」というものだったところがエンデからのメッセージを感じた。

Posted by ブクログ

2026/08/13

物語の世界で地位が上がって力をつけていく一方で、元の世界の記憶が段々と失われる。 千と千尋の神隠しと少し似たものを感じた。 冒険による少年の成長、という単純な話ではなかった。 自分の価値に気づいて、自分を認めることがどれだけ大切かを教えてくれる。

Posted by ブクログ

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