1,800円以上の注文で送料無料

基礎講座 有機農業の技術 土づくり・施肥・育種・病害虫対策
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍

基礎講座 有機農業の技術 土づくり・施肥・育種・病害虫対策

日本有機農業研究会(著者), 熊澤喜久雄(著者)

追加する に追加する

基礎講座 有機農業の技術 土づくり・施肥・育種・病害虫対策

1,833

獲得ポイント16P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 農山漁村文化協会
発売年月日 2007/10/02
JAN 9784540071768

基礎講座 有機農業の技術

¥1,833

商品レビュー

5

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2013/01/22

どう有機農業を科学にするのか? というのに向かい合いながら 本を読み始めた。 有機農業に関して言えば  じつに さまざまな考え方が存在している。 歴史的な把握や その文脈 を つかむことが必要だろう。 日本有機農業研究会が発行した 『有機農業の技術』は 新しい知見が多くあり ど...

どう有機農業を科学にするのか? というのに向かい合いながら 本を読み始めた。 有機農業に関して言えば  じつに さまざまな考え方が存在している。 歴史的な把握や その文脈 を つかむことが必要だろう。 日本有機農業研究会が発行した 『有機農業の技術』は 新しい知見が多くあり どう進めるのか のひとつのイメージができた。 熊澤喜久雄の『これからの有機農業』は 私の植物栄養学の知識が 実に古い知識だったことを 理解させた。 熊澤喜久雄は 植物栄養の歴史から 紐解く。 リービッヒは 『植物を化学で説明できる』と考えた。 化学物質で 植物が 生育可能であることを 明らかにして 最小律を明らかにした。 植物栄養学として・・・ 『植物は有機物を無機化して吸収する』と言う理論が 1850年から60年代に明らかにされた。 それが水耕栽培として 発展することになった。 『植物は有機物は吸収しないか?』ということが 大きなテーマとなった。 確かに アミノ酸散布によって 植物がよくなることは経験的に判り 組織培養に関しては 糖分が吸収されて 従属栄養になることも 実践されていた。 現在では 水溶性の有機物を吸収することが明らかになった。 『たんぱく質、ペプチド、アミノ酸類、核酸、ヌクレチオド類、腐食酸、キノン類、リグニン、セルローズ、ペクチン、でんぷん、糖類、フィチン、脂肪酸類』の水溶性が 吸収される。 熊澤喜久雄はいう 『吸収された有機物はいろいろ変化して作用するが、その中には細胞を活性化させて刺激する』 そして ●根毛の発達を促進する  ●根でサイトカイニンなどのホルモンがつくられる。 そして 地上部へ供給する。 ●サイトカイニンは 活性を維持し、老化を防止する。 ●合成する能力が向上する。 →食味が向上し、エチレンの発生を抑制する。 熊澤喜久雄の講演録は 植物が 有機物を無機化して 吸収するだけでなく水溶性の有機物を吸収することがあるというのは おもしろい。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品