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梨屋アリエ【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2007/09/11
JAN 9784062141741

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商品レビュー

3.9

17件のお客様レビュー

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2021/06/25

中学の時とっても好きで、なんとなく懐かしくなって読み返しました 死とか自我とか人との繋がりとか、そういったものに目覚めやすい年頃を三者三様の視点でうまく描いていると思います みんな本来は別々の世界で生きてて、たまたまケータイひとつでつながって補い合う感じが一昔前の女子中学生って感...

中学の時とっても好きで、なんとなく懐かしくなって読み返しました 死とか自我とか人との繋がりとか、そういったものに目覚めやすい年頃を三者三様の視点でうまく描いていると思います みんな本来は別々の世界で生きてて、たまたまケータイひとつでつながって補い合う感じが一昔前の女子中学生って感じでいいですね 個人的には水晶と1番境遇が近いので、彼女の気持ちが1番わかります この本を通じて愛弓と水晶はとても成長していますね でも、弥生の構って欲しい、注目されたい、という欲求、誰しも少しは持っているのではないでしょうか?弥生の気持ちや態度も今なら少し分かります 以下、微妙なネタバレ 有名人になった友達をもつ水晶の"別にあの子と同じ場所で照明を浴びることを望んでいるわけじゃない。人生は人それぞれって事は、分かっている。だけど、なんだかちょっと納得いかないんです。あの子はあんなところに行って眩しく輝いているのに、なのに、自分は今でもここにいる。決して怠けてきたわけじゃない。自分には自分の道があり、誰にも負けない努力をしてきた自負があるんですよね。なのに私はまだここにいる。ここ、と言うのは、あの子たちがいるような光の当たるあちら側ではない場所ということです。頑張っているのに変わってないんです。もっと悪くなっている。それって……"ってセリフは個人的に刺さりました あと、"人を殺した数を銃にきざむ殺し屋みたいに、体中に刺青を入れて強がるみたいに、人と違うことをはっきり表すものや優位であると示される勲章が、人生には必要なのだ。正当な評価として勲章に憧れるのは悪いことではないと思う。勲章さえあればそれなりの敬意を持って扱われるのが、今の世の中なのだ。だけど、学校へ行かなくても、勲章がなくても、私は生まれた時から私なのだ。一番長く一緒に暮らしていた家族だからこそ、無条件で受け入れてもらいたかったことなのに。"も好きですね

Posted by ブクログ

2019/02/02

2019/02/02読了。 疲れた。軽く読める本、と思って梨屋アリエを借りたら。 でも一気に読まされた。

Posted by ブクログ

2017/08/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【あらすじ】 ブログ『死体写真館』の管理人・弥生、運命の恋を夢見る飢餓状態の愛弓、周囲の期待にがんじがらめの水晶。自殺を決意してケータイで出会った中学生の少女たちは“この間違った世界”を変えるため爆弾テロ計画を企てた。行き場を失くした孤独な少女たちのあやうい青春を描いた衝撃作。 【感想】

Posted by ブクログ

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