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死と身体-コミュニケーションの磁場
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死と身体-コミュニケーションの磁場
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商品レビュー
4.4
21件のお客様レビュー
20年前の講演、若者は感情を失いつつあり淡々とした口調でムカツクしか言わないと。その若者が大人になった現在を自分は生きているだな。合気道という武道と哲学に関心のある著者、目からうろこ、共感…充実した講演会だった。 感度を上げて未来に逃げる、言葉より体を信じる、「定型」という退校...
20年前の講演、若者は感情を失いつつあり淡々とした口調でムカツクしか言わないと。その若者が大人になった現在を自分は生きているだな。合気道という武道と哲学に関心のある著者、目からうろこ、共感…充実した講演会だった。 感度を上げて未来に逃げる、言葉より体を信じる、「定型」という退校オプション、今を生きる(細かく割れた時間)、前未来的形、結論がでないことに耐える能力(知性)、沈黙交易、共感不可能な他者の存在と共存、死者の代弁をしない(無垢の被害者ステイタス)、「どうして人を殺してはいけないのですか」想像力の欠如
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フランス文学者にして武道家である内田樹さんならではの言語教育論と武闘における身体性に基づくアイデアをもとにしたエッセイである。 この本で思ったのは考えるとは脳を使って単に思考することではない。「腹落ちする」という身体性について目を向けようということだと思う。 私自身は「手を動かす」ことを最近意識するようになった。その昔プログラミングを習いたての頃はコンピュータも非力だったこともあり設計した内容と主要コードは手書きしてそれを見ながらデバックまでしていた。 コンピュータの能力が上がると手でことなしにコンピュータ上でワークフローは完結する。しかし、コードある程度入力する、コンパイル(人が読めるコードを機械用に変換することをコンピュータの業界ではこう言う)する、エラーがでる、修正する、コンパイル、実行する、うまくいかない、修正する、コンパイル、実行…と延々と繰り返し効率がすこぶるわるいい。 結局手で紙に書いてそれを直した方が効率が良い。手を動かす(キーボードで打つではダメで手で書く・描く)=考えるなのだから。 上記の経験を裏付ける事例が出てくるだけでなく、普段の自分なら知りえない情報もありとても参考になった。 私自身はグラフィックレコーディング等会議の見える化という研修講座を作ったりもするのだがレヴィ=ストロースの構造主義などに触れるきっかけや講座におけるいくつかのアイデア(緋色の研究の研究、等)は拝借させていただくなど非常にお世話になっている。この場を借りてお礼を申し上げたい。
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内田先生の本をほとんど読んでいるつもりであるが、まだまだ読めていない本はある。2004年か。私はまだ内田先生を知らなかった。いつから読むようになったのか。2006年頃かなぁ。 17年後に読んだ今、「変わっておられない」と思うのは失礼なのかどうなのか⁉︎17年前から待っていてくださ...
内田先生の本をほとんど読んでいるつもりであるが、まだまだ読めていない本はある。2004年か。私はまだ内田先生を知らなかった。いつから読むようになったのか。2006年頃かなぁ。 17年後に読んだ今、「変わっておられない」と思うのは失礼なのかどうなのか⁉︎17年前から待っていてくださった⁉︎ 時間が逆に流れる話が書かれていたが、ちょっと関係ある?ないかな。でも、私の知らない時から知っていた感じがする。(何を書いているのか、私)。
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