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手塚治虫「戦争漫画」傑作選 祥伝社新書
825円
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 祥伝社/祥伝社 |
発売年月日 | 2007/07/26 |
JAN | 9784396110819 |
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手塚治虫「戦争漫画」傑作選
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手塚治虫「戦争漫画」傑作選
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商品レビュー
3.6
15件のお客様レビュー
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手塚治虫は1928-1989。 ちなみに藤子F不二雄は1933-1996。 水木しげるは1922-2015。 ちなみにつげ義春は1937-。 まずは年齢によって、次に社会階層によって、そして土地によって、随分と戦争体験は異なるのだ。 水木サンは戦地を体験しているからルポ。 手塚や藤子Fは銃後勤務だったから、むしろ創作の種になった。 どちらがどうということはないけれど。 手塚の(架空含む)少年期の体験を思いつつ、その創造性の飛躍を楽しめる。 「紙の砦」(1974年) 「新・聊斎志異 女郎蜘蛛」(1971) 「処刑は3時におわった」(1968) 「大将軍 森へ行く」(1976) 「モンモン山が泣いてるよ」(1979) 「ZEPHYRUS(ゼフィルス)」(1971) 「すきっ腹のブルース」(1975)
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内容的には、反戦争を色んな角度から、っていうもの。正直、手塚作品の殆どを読んだことがないんだけど、短編集とはいえ流石のクォリティ。いまだ十分に鑑賞に足る作品群で、古臭さに辟易ってこともなし。やっぱり、超有名な諸作品も読んでみるべきですね。
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「紙の砦」は学生時代に読んで、ショックだった。。 当時自分には明確な夢は無かったが、逆に夢がある少年少女が若くして死んだことを考えると 戦争しても何もいいことはないな、と。 今は変わり映えのしない毎日、仕事に追われて視野が狭くなり世界情勢を他人事としか捉えられなくなっているが 改めて、戦争はしたくない と思い返すことが出来た。 戦時中告発したり、寛容になれないキャラクターを見て酷いと思っていたけれど 今は、妬みとか、何故自分は我慢したのに彼らは・・・と悔しくなって 赦したり受け入れたり出来ないのかなぁ、と。 若し自分が戦時中に生きていたら それこそ 「この世界の片隅に」のように笑顔でいれただろうか。。 ラストに掲載されている作品、恋路より食い意地を優先させてしまう男性の話、 なんだか心に残る。。 「紙の砦(とりで)」(1974年初出) 「新・聊斎志異 女郎蜘蛛」(1971) 「処刑は3時におわった」(1968) 「大将軍 森へ行く」(1976) 「モンモン山が泣いてるよ」(1979) 「ZEPHYRUS(ゼフィルス)」(1971)・ 「すきっ腹のブルース」(1975)
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