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跋扈する怨霊 祟りと鎮魂の日本史 歴史文化ライブラリー237
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跋扈する怨霊 祟りと鎮魂の日本史 歴史文化ライブラリー237

山田雄司【著】

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跋扈する怨霊 祟りと鎮魂の日本史 歴史文化ライブラリー237

1,870

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 吉川弘文館
発売年月日 2007/07/23
JAN 9784642056373

跋扈する怨霊

¥1,870

商品レビュー

3.5

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2023/11/16

シダラ神信仰は冤罪被害者である菅原道真を前面に押し出した民衆による世直しの運動であった。その意味では幕末の「ええじゃないか」と重なる。「ええじゃないか」は民衆のエネルギーが消耗され、薩長の倒幕勢力に利用された感がある。 シダラ神信仰も神輿が入京せずに石清水八幡宮に鎮座したことで権...

シダラ神信仰は冤罪被害者である菅原道真を前面に押し出した民衆による世直しの運動であった。その意味では幕末の「ええじゃないか」と重なる。「ええじゃないか」は民衆のエネルギーが消耗され、薩長の倒幕勢力に利用された感がある。 シダラ神信仰も神輿が入京せずに石清水八幡宮に鎮座したことで権力に対する世直しとは別のベクトルに誘引された。石清水八幡宮への陳座を求めた道真の託宣も権力側の謀略とする説もある。しかし、京に菅原道真を祀る神社を求める人々の思いは深まり、北野八幡宮につながっていく。

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2021/09/09

<目次> プロローグ 怨霊とは何か 第1章   怨霊の「誕生」と初期の怨霊 第2章   怨霊の大衆化 第3章   跋扈する怨霊 第4章   怨霊の「終焉」 エピローグ 怨霊を通して見えるもの <内容> 古代から中世にかけて暴れた怨霊を考察したもの。朝廷はもちろん、鎌倉幕府や室町...

<目次> プロローグ 怨霊とは何か 第1章   怨霊の「誕生」と初期の怨霊 第2章   怨霊の大衆化 第3章   跋扈する怨霊 第4章   怨霊の「終焉」 エピローグ 怨霊を通して見えるもの <内容> 古代から中世にかけて暴れた怨霊を考察したもの。朝廷はもちろん、鎌倉幕府や室町幕府(尊氏や直義など)が意外と怨霊を怖がった話は面白かった。そして史上最大の怨霊は、崇徳ではなく、後鳥羽だということも。

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2019/05/16

ザックリした日本で有名な怨霊さんたちについての解説本。 マニアには物足りない。 ……というか、マニアなら崇徳院さんについては崇徳院、早良親王さんについては早良親王さんだけの本を読むか。 明治政府を樹立しようとした薩長土肥の下級武士さんたちが、手っ取り早く過去の不幸な皇族さんたち...

ザックリした日本で有名な怨霊さんたちについての解説本。 マニアには物足りない。 ……というか、マニアなら崇徳院さんについては崇徳院、早良親王さんについては早良親王さんだけの本を読むか。 明治政府を樹立しようとした薩長土肥の下級武士さんたちが、手っ取り早く過去の不幸な皇族さんたち怨霊を祀ることにしたので、明治初期から妙に天皇系の怨霊がクローズアップしたようにも思いました。

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