ベートーヴェンの生涯 岩波文庫
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ベートーヴェンの生涯 岩波文庫

ロマン・ロラン(著者), 片山敏彦(訳者)

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ベートーヴェンの生涯 岩波文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/岩波書店
発売年月日 1938/11/15
JAN 9784003255629

ベートーヴェンの生涯

¥792

商品レビュー

3.9

40件のお客様レビュー

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2026/02/21

自分の芸術を他人のために役立てようという考えは彼の手紙の中で絶えず繰り返されている。ネーゲリへの手紙の中で、あらゆる利害関係的な考えから、あらゆる「ちっぽけな虚栄心」から自己を防ぎながら、彼は自分の生活にただ二つの目的を決定している。それは「聖なる芸術への」献身と、他人を幸福にす...

自分の芸術を他人のために役立てようという考えは彼の手紙の中で絶えず繰り返されている。ネーゲリへの手紙の中で、あらゆる利害関係的な考えから、あらゆる「ちっぽけな虚栄心」から自己を防ぎながら、彼は自分の生活にただ二つの目的を決定している。それは「聖なる芸術への」献身と、他人を幸福にするための行いとである。

Posted by ブクログ

2025/12/09

ベートーヴェンの転機となる書物が多く収録されており、彼を心の支えとしてきた作家による讃歌となっている。

Posted by ブクログ

2025/10/11

今、課題としているベートーヴェンのソナタを弾いていて、どうしてもその曲に宿る英気のようなものに馴染めず、私の中にはそのような活力がなく表現できない。その上、疲れ切った心身に鞭を打たれているような気までしてきて、嫌いになってしまいそう。それならば、ベートーヴェンについてもっと知ると...

今、課題としているベートーヴェンのソナタを弾いていて、どうしてもその曲に宿る英気のようなものに馴染めず、私の中にはそのような活力がなく表現できない。その上、疲れ切った心身に鞭を打たれているような気までしてきて、嫌いになってしまいそう。それならば、ベートーヴェンについてもっと知るところからやってみようとこの本を手にした。もう、自分の中にないものは表現できないから憑依させてみようみたいな感覚で、、 ベートーヴェンを崇拝しているロマン・ロランが書いたもの。最近、『ベートーヴェン捏造』という映画の話題を聞くが、この本も作者がベートーヴェンのことが好きすぎてかなり偏った描き方をしていそうだなとまず感じる。訳が古くてかなり読みづらい。表現が古すぎるせいか、どの作品のことを指しているのかわからないものがあった。調べてみたがよくわからず気になって気持ち悪い。そろそろ新訳を出してもいいのではないかと思う。 今まで読んだことのあるベートーヴェンについての本、聴いた曲からなどで勝手に抱いていた像とかなり違った。ベートーヴェンは「徳」の人だという。 この本のベートーヴェン像を信じて良いのなら、また新たな曲の感じ方ができそうだ。 ベートーヴェンの(苦悩に立ち向かい、人々の苦悩をも慰めて音楽で救おう)という信念の強さは、どこから生まれるのだろう?とても不思議で立派な方だ。 そして、改めて気づいた。芸術をするには気力体力がとても必要で、そこがないといくらイメージが湧いても表現できないということを、、あーあ。 以下心に残ったところを抜粋。 ◯私は善以外には卓越の証拠を認めない。人格が偉大でないところに偉人は無い。19 ◯彼自身、その苦しみの只中にあって希念した事は、彼自身の実例が、他の多くの不幸な人々を支える力となるようにということであり、「また、人は、自分と同じく、不幸な1人の人間が、自然のあらゆる障害にもかかわらず、人間という名に値する1個の人間となるために全力を尽くしたことを識って慰めを感じるがいい」ということであった。21 ◯能う限り善を行ない 何にも優りて不羈(ふき)を重んじ たとえ王座の側にてもあれ 絶えて真理を裏切らざれ  22 不羈〜束縛されず自由気ままであること、才能などが並はずれていて枠からはみ出すこと ◯勇気を出そう。肉体は、どんなに弱くとも、この精神で勝って見せよう。いよいよ25歳だ。1個の男の力の全部が示されるべき年齢に達したのだ。 1789年作品第10番のピアノのための第三のソナタの緩徐楽章33(耳の調子が悪い悲しみが溢れてある) ◯お前たちの子供に徳を奨めよ。徳だけが人間を幸福にする。金ではない。私は自分の経験からこれを言う。私の不幸な状態の中で私を支えてきたのは徳の力だ。私が自殺によって自分の生活を終わらさずに来たのは、芸術のおかげであるとともに、また徳のおかげなのだ。80 ◯人間がまだ善行する可能性を持っている限りは自ら欲して人生から去ってはならぬ、という言葉を、僕がどこかで読んでいなかったとしたら、僕はもうとっくにこの世にいなかったろう。81 ◯悩みをつき抜けて歓喜に到れ!75 ◯『田園交響楽』は絵画的な描写ではない。田園での喜びが人の心に惹き起こすいろいろな感じの表現であり、それに付随して田園生活のいくつかの感情が描かれている。183 ◯ヘンデルとバッハとグルックとモーツァルトとハイドンの肖像を私は自分が部屋に置いている。それらは私の忍耐力を強めてくれる184

Posted by ブクログ