![全体性と無限(上) 岩波文庫](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001558/0015589658LL.jpg)
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店/岩波書店 |
発売年月日 | 2005/11/16 |
JAN | 9784003369111 |
- 書籍
- 文庫
全体性と無限(上)
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全体性と無限(上)
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商品レビュー
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ようやく上巻を読了。 険しい岩山のようだ。 ほとんど理解できない。これは何。もちろん日本語訳には違いない。分からないのは、フランス語話者ではないことによるものか、言語的な壁か。いやそれだけではなさそうだ。 存在、ことば、無限、享受、住まい、そして、顔 … 従来の語義とはまた別...
ようやく上巻を読了。 険しい岩山のようだ。 ほとんど理解できない。これは何。もちろん日本語訳には違いない。分からないのは、フランス語話者ではないことによるものか、言語的な壁か。いやそれだけではなさそうだ。 存在、ことば、無限、享受、住まい、そして、顔 … 従来の語義とはまた別の意味で言説を進めている。それが哲学の哲学性なのかもしれないが、そのスタイルが他の哲学者とは大きく異なるように感じられる。独特。今まで、誰も立ち入らなかった部分に光を当てている、という気もする。だからこそ面白い。面白いから登りたくなる。登ろうとするも足掛かりがなく、岩肌から何度も転落したのを思い出す。それでも『存在と時間』(ハイデガー)に触れていたことは多少有効だったのかもしれない。 知のあり方そのものが違う。「そう考えていけば答えが出る」という解を導く骨法が非従来的なのである。 言い回し、文体、表現の仕方が大変ユニークでわからないながらも歩み続けたくなる。 さて、下巻へ。 http://cheapeer.wordpress.com/2013/11/26/131126/
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他者の超越。言語に先だつ呼びかけ、他者の存在。 道具的存在の前に享受の関係。 家をつくり自然を統御すること。 倫理と正義。 時間と他者。 おもしろい。
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理解できていない箇所の方が多い。 「絶対的に〈他なるもの〉」としての〈他者〉、それゆえに〈私〉が〈渇望〉せざるを得ない〈他〉の〈他性〉の議論については、後にバトラーが『生のあやうさ』で触れている。 上巻で特におもしろかったのは、第二部の「住まい」の部分。とはいえ、もう何度か読...
理解できていない箇所の方が多い。 「絶対的に〈他なるもの〉」としての〈他者〉、それゆえに〈私〉が〈渇望〉せざるを得ない〈他〉の〈他性〉の議論については、後にバトラーが『生のあやうさ』で触れている。 上巻で特におもしろかったのは、第二部の「住まい」の部分。とはいえ、もう何度か読み返さないと、レヴィナスの思想を自分の言葉で説明することすらできない。
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