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俳句への道 岩波文庫
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俳句への道 岩波文庫

高浜虚子(著者)

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俳句への道 岩波文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/岩波書店
発売年月日 1997/01/18
JAN 9784003102879

俳句への道

¥704

商品レビュー

4.5

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2024/11/25

高浜虚子 俳人。小説家。本名清。愛媛県松山市出身。二高中退。正岡子規に師事。子規派の俳句雑誌「ホトトギス」を継承して主宰。「客観写生」を唱えて、俳句を花鳥諷詠の詩と主張し、大正・昭和の俳壇に君臨。写生文小説も書き評価された。文化勲章受章。著、「鶏頭」「俳諧師」「風流懺法」「柿二つ...

高浜虚子 俳人。小説家。本名清。愛媛県松山市出身。二高中退。正岡子規に師事。子規派の俳句雑誌「ホトトギス」を継承して主宰。「客観写生」を唱えて、俳句を花鳥諷詠の詩と主張し、大正・昭和の俳壇に君臨。写生文小説も書き評価された。文化勲章受章。著、「鶏頭」「俳諧師」「風流懺法」「柿二つ」「五百句」など。明治七~昭和三四年(一八七四‐一九五九)

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2019/11/06

◯俳句を作らないまでも、考え方や味わい方が分かればよしと思い読んでみると、高浜虚子の俳句に対する思想書のようであった。 ◯理論や、体系立てて説明するというのでは当然なく、客観写生と花鳥諷詠の二つの説明に絞られている。 ◯これらの説明に、やや主張が偏り過ぎなのではと思いつつも、こう...

◯俳句を作らないまでも、考え方や味わい方が分かればよしと思い読んでみると、高浜虚子の俳句に対する思想書のようであった。 ◯理論や、体系立てて説明するというのでは当然なく、客観写生と花鳥諷詠の二つの説明に絞られている。 ◯これらの説明に、やや主張が偏り過ぎなのではと思いつつも、こういった確固たる信念や研鑽によって、俳句という世界にも誇れる文化が成立していったのだと思えば、必要不可欠にも感じる。 ◯この本で突き詰めて語られた俳句という芸術・美については、日本的な他の文化でも通じるところがあり、興味深いと感じた。

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2013/02/17

俳人高浜虚子が晩年に俳句とはどういうものかという考えをまとめた本です。 言葉使いが古いので多少読みづらいですが、いい本でした。 高浜虚子は、客観写生ということを俳句の基本だと説いています。 つまり、主観的な意見を押しつけるのではなくて、 その場面を忠実に写し取ろうとすることで、...

俳人高浜虚子が晩年に俳句とはどういうものかという考えをまとめた本です。 言葉使いが古いので多少読みづらいですが、いい本でした。 高浜虚子は、客観写生ということを俳句の基本だと説いています。 つまり、主観的な意見を押しつけるのではなくて、 その場面を忠実に写し取ろうとすることで、そこに作者が透けて見え、 その志が作品の中に入っていくということです。 客観写生ができるようになることで、そこに自ずと個性が生まれてくると言います。 そして、その個性が美しい心であれば、 作品が美しい作品になるという考えを述べます。 俳句を芸術と捉えると、 絵画とか彫刻とか、デザインに関わる人たちまで ありとあらゆる芸術家にも参考になる考え方なんじゃないかと思いました。 客観写生のことと同じく、日本とはどういう国だろうかということにも 本の中では触れています。 俳句は日本独自の形式の散文で、 四季折々の表情豊かな自然を示す季語を入れるというのが決まりです。 俳句の中でどう自然を捉えていくかという考えを読んでいると、 改めて日本って素晴らしい国だなと思います。

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