商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店/岩波書店 |
発売年月日 | 1997/01/18 |
JAN | 9784003230626 |
- 書籍
- 文庫
対訳 ポー詩集
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対訳 ポー詩集
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商品レビュー
4
8件のお客様レビュー
ポーの作品をとりあえず1つ読んでみようと思い、取ったのがこの作品でした。詩と言っても全く堅苦しいものではありませんでしたよ。むしろ小説のように楽しめるものばかりでしたね。
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どんな理想も、どんな神秘も 裏をかえせば茶番である E・A・ポーはもちろんそのことを承知のうえで 幼い愛の歌を歌い また同じように恐怖と絶望を歌った ネバーモア、すべてうたかた
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対訳なので、ポーの原詩を音読できるのが最大の利点。萩原朔太郎が『詩の原理』で、翻訳詩の不可能性を論じていて、その典型的な例としてポーの「大鴉」をあげている。後半のリフレイン"Nevermore"を日夏耿之介訳では「またとない」となっているが、これでは詩の本質と...
対訳なので、ポーの原詩を音読できるのが最大の利点。萩原朔太郎が『詩の原理』で、翻訳詩の不可能性を論じていて、その典型的な例としてポーの「大鴉」をあげている。後半のリフレイン"Nevermore"を日夏耿之介訳では「またとない」となっているが、これでは詩の本質としての韻律が生かされないとしている。まさにポーの詩は韻律こそが生命だ。また、この「大鴉」もそうだが、「アナベル・リー」にしても、彼の詩には強くネクロフィリアの匂いが付き纏う。すなわち、魂の律動と死の静寂が交錯するところにこそポーの詩の世界があるのだ。
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