商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 双葉社/双葉社 |
| 発売年月日 | 2002/12/19 |
| JAN | 9784575712315 |
- コミック
- 双葉社/双葉社
「坊っちゃん」の時代(文庫版)(第三部)
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「坊っちゃん」の時代(文庫版)(第三部)
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商品レビュー
4.6
9件のお客様レビュー
関川夏央、谷口ジロー『『坊っちゃん』の時代 第三部 かの蒼空に』双葉文庫。 再読。単行本も持っており、既読ではあるのだが、先日たまたま立ち寄った古本屋で5巻揃いの文庫版の美本を目にし、少し迷いながら購入した。 関川夏央と谷口ジローの名コンビによる大傑作漫画である。夏目漱石が『...
関川夏央、谷口ジロー『『坊っちゃん』の時代 第三部 かの蒼空に』双葉文庫。 再読。単行本も持っており、既読ではあるのだが、先日たまたま立ち寄った古本屋で5巻揃いの文庫版の美本を目にし、少し迷いながら購入した。 関川夏央と谷口ジローの名コンビによる大傑作漫画である。夏目漱石が『坊っちゃん』を書き上げた明治という時代を中心に文豪たちの生き様と近代日本がテーマだ。 この第三部の主人公は詩人で小説家の石川啄木である。仕立屋銀次に懐中を探られ、僅か2銭しか持ち合わせていないことに憐れまれた石川啄木は勤めていた東京朝日新聞から前借を重ねる。釧路に妻子を残し、同じ盛岡中学の金田一京助を頼り上京した啄木はその浪費癖から生涯に亘り借金を重ね、生活に困窮していたのだ。 あのよく眼にするすました涼しげな顔の啄木の肖像写真は仮の姿だったようだ。金田一京助の友情に甘え、何時も借金の算段ばかりを考え、会社をさぼり、浪費を繰り返す啄木。我が郷土の偉人の一人でありながら、何とも恥ずかしい限りの生き様である。 哀しいまでに後先考えぬ浪費癖と貧困にあえぎ続けた石川啄木も『坊っちゃん』や森鴎外と同様に敗者であったのだ。 本体価格619円(古本470円) ★★★★★
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
啄木はあまりに破滅的過ぎて、自分だったら耐えられないし関わりたくもないと思ってしまう。『ローマ字日記』でもうお腹いっぱいだったのですが、この物語は啄木の実態を描きながらも寄り添うようなまとめ方なのでこの巻のタイトル「かの蒼空に」が違和感なく感じられる。すごい、という意味で★5です。個人的な好みで言えばやはり重くてしんどくて、好きではないですが。
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石川啄木のいた「時代」の空気がヒリヒリ伝わる。漫画力の素晴らしさ。 また、石川啄木とは、こんなにも身勝手な、ある意味非常に人間的な人だったとは、印象がかなり変わった。 物語の主人公としてはツカミOK。芸術家とはここまで自分がないといけないのではとも思う。 そういえば、内田百...
石川啄木のいた「時代」の空気がヒリヒリ伝わる。漫画力の素晴らしさ。 また、石川啄木とは、こんなにも身勝手な、ある意味非常に人間的な人だったとは、印象がかなり変わった。 物語の主人公としてはツカミOK。芸術家とはここまで自分がないといけないのではとも思う。 そういえば、内田百閒もさんざん借金して人に迷惑かけていた。 金田一京助の母性的な対応もすごい。 このようなはみでた人物には、かならず平衡をとってくれるよくできた人がそばにいるものですね。 それだけ魅力があったのだろう。
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