1,800円以上の注文で送料無料
スローターハウス5
  • 新品
  • 書籍
  • 文庫
  • 1225-15-01

スローターハウス5

カート・ヴォネガット(著者), 伊藤典夫(著者)

追加する に追加する

スローターハウス5

1,210

獲得ポイント11P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房/早川書房
発売年月日 1978/12/01
JAN 9784150103026

スローターハウス5

¥1,210

商品レビュー

4

173件のお客様レビュー

レビューを投稿

2026/09/11

恥ずかしながらドレスデンの悲劇について、本書で初めて知った 文体はずっと軽やかで、記述が足りない印象を受ける、それだけの悲劇なら、もっと衝撃的な描写が現れるんだろうと、ずっと待ち構えている でも、このような想像を絶する悲劇を語ることのできる言葉など存在しないんだろう その、存在し...

恥ずかしながらドレスデンの悲劇について、本書で初めて知った 文体はずっと軽やかで、記述が足りない印象を受ける、それだけの悲劇なら、もっと衝撃的な描写が現れるんだろうと、ずっと待ち構えている でも、このような想像を絶する悲劇を語ることのできる言葉など存在しないんだろう その、存在しない言葉を補うために、痙攣的な時間旅行や、トラルファマドール星が必要だったのかもしれない 第三者が、起こった数々の悲劇を比較すること、意味づけをすることの無力さみたいなものが印象に残った

Posted by ブクログ

2026/09/06

私が必要としていた言葉がたくさん見つかった。 今この瞬間も起きている愚かで不条理で納得のいかないことと、愛おしくて満ち足りた日々の一瞬一瞬を、どう共存させたらよいのか。どう考えれば納得いくのか。それは妥協のようにも聞こえるけれど、戦争体験者がもがき苦しみたどり着いた真理だと思う。...

私が必要としていた言葉がたくさん見つかった。 今この瞬間も起きている愚かで不条理で納得のいかないことと、愛おしくて満ち足りた日々の一瞬一瞬を、どう共存させたらよいのか。どう考えれば納得いくのか。それは妥協のようにも聞こえるけれど、戦争体験者がもがき苦しみたどり着いた真理だと思う。決して諦めではなく、この瞬間を生きることに集中するということ。 「美しい瞬間をながめながら、われわれは永遠をついやす」 素晴らしい作品で、私のベスト10に入りました。 もう一度読もう、原書も読もう。 日本に生まれ育った自分としては、ドレスデン爆撃を広島の原爆と比較して語られることにモヤっとするけれど、伊藤典夫さんの後書きでそれはのみこめた。死者数ではなく、そこにあった一人一人の美しい瞬間に目を向けることを忘れないようにしたい。

Posted by ブクログ

2026/05/28

初めてのカート・ヴォネガット・ジュニア作品。読んだきっかけはテッド・チャンの短編小説「あなたの人生の物語」の作者覚え書きで言及されていたこと。作品の中心に共通要素が含まれてはいるけれど、面白ポイントがかなりずれているように感じるので、そんなに似ているというわけではないかなと個人的...

初めてのカート・ヴォネガット・ジュニア作品。読んだきっかけはテッド・チャンの短編小説「あなたの人生の物語」の作者覚え書きで言及されていたこと。作品の中心に共通要素が含まれてはいるけれど、面白ポイントがかなりずれているように感じるので、そんなに似ているというわけではないかなと個人的には思います。 コミカルと言われる『タイタンの妖女』も気になっていたので、この作品もコミカルなSFなのかなと思ってたら、作者の戦争体験が元になったかなり重い話だった。ついでにSFっぽくもなかった。 時間を行ったり来たりして場面がコロコロ変わるのがすごく面白かった。戦争の場面がずっと続くわけではないので、読むのがつらい気はあまりしない。でも、時間軸を飛び越えた描写のすべてが戦争の話に収斂していくような感じがして(うまく言えないのだけれど)、不思議な読書体験だった。繰り返される「そういうものだ」というフレーズに象徴される諦観と希望(と言うのは言い過ぎかもしれないけれど)が胸に残る。読み終えた後の余韻がすごくて、いまもふわふわした気持ちで感想を書いています。 作者の他の作品ともつながりがあるらしいのでいろいろ読んでみたい。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品

履歴をすべて削除しました