商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
発売年月日 | 2005/05/01 |
JAN | 9784102020067 |
- 書籍
- 文庫
ジュリアス・シーザー
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ジュリアス・シーザー
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商品レビュー
3.9
34件のお客様レビュー
シェイクスピアの歴史…
シェイクスピアの歴史「モノ」の中では『ジュリアス・シーザー』が一番いいですね(微笑)。ローマ皇帝シーザーについて描かれた作品は数え切れないほどありますが、このような側面からの描写という作品は珍しいのではないでしょうか?勿論、この作品のタイトルを「ブルータス」にすれば全ての問題が解...
シェイクスピアの歴史「モノ」の中では『ジュリアス・シーザー』が一番いいですね(微笑)。ローマ皇帝シーザーについて描かれた作品は数え切れないほどありますが、このような側面からの描写という作品は珍しいのではないでしょうか?勿論、この作品のタイトルを「ブルータス」にすれば全ての問題が解決するのかもしれませんが。
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「賽は投げられた」、「ルビコン川を渡る」、「来た、見た、勝った」、「ブルータス、お前もか」 これらを見てピンとくる方もおられると思います。 私自身、ジュリアス・シーザーという名ではピンと来なかったのですが、この人物のローマ式の本名はと言いますと、ガイウス・ユリウス・カエサルとなり...
「賽は投げられた」、「ルビコン川を渡る」、「来た、見た、勝った」、「ブルータス、お前もか」 これらを見てピンとくる方もおられると思います。 私自身、ジュリアス・シーザーという名ではピンと来なかったのですが、この人物のローマ式の本名はと言いますと、ガイウス・ユリウス・カエサルとなります。 『ジュリアス・シーザー』は私の中でも強烈な印象を残した作品でした。あらすじや背景を知ってから読むと最高に面白い作品でした。非常におすすめです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
イギリスの教科書で採用されるほど有名な悲劇作品。ローマ皇帝ジュリアス・シーザー(カエサル)を主人公とした作品で、多数の登場人物が現れる。物語は一貫して政治闘争が繰り広げられており、ゆえに多くの人物が死んでいくが、本作は四大悲劇とは性質が異なった悲劇作品である。解題で言及されているが、本作『ジュリアス・シーザー』は、上記四作品のような息抜きや笑いの場面が一切ない。その代わり、物語が終始生真面目で緊張感が続いてる。また中村保男による解説も秀逸。主人公とその敵であるブルータスいずれかの立場の視点から本作を読んでいくと、見方が180度変わる。ブルータスの悲劇的な描写は、理想主義の敗北を象徴しているらしい。
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