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ジュリアス・シーザー の商品レビュー

3.9

36件のお客様レビュー

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シェイクスピアの歴史…

シェイクスピアの歴史「モノ」の中では『ジュリアス・シーザー』が一番いいですね(微笑)。ローマ皇帝シーザーについて描かれた作品は数え切れないほどありますが、このような側面からの描写という作品は珍しいのではないでしょうか?勿論、この作品のタイトルを「ブルータス」にすれば全ての問題が解...

シェイクスピアの歴史「モノ」の中では『ジュリアス・シーザー』が一番いいですね(微笑)。ローマ皇帝シーザーについて描かれた作品は数え切れないほどありますが、このような側面からの描写という作品は珍しいのではないでしょうか?勿論、この作品のタイトルを「ブルータス」にすれば全ての問題が解決するのかもしれませんが。

文庫OFF

2025/06/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 極めて現代的なテーマを持っているので、非常に印象に残りました。現代の世界で民主主義が格差や貧困による分断でポピュリストに乗っ取られようとしていますが、偶然ですがそれと当てはまっています。  古代ローマ末期のガイウス・ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)が共和政を崩壊させ独裁体制を進めている時代です。これに危機感を持ったブルートゥスその他がシーザーを暗殺しようとします。これが前半で、かの有名な「おおブルートゥス、お前もか。ならば死ね、シーザー」は最後のクライマックスではなく、途中です。  歴史を知っていればストーリーはその歴史通りですが、教科書には書かれていない、扇動政治家はその犬笛に操られる大衆が描かれています。日本人なら関東大震災で「朝鮮人が井戸に毒を投げた」というデマを信じて在日朝鮮人を虐殺した事件や、川口市で行われているクルド人迫害を思い起こすでしょう。アメリカ人ならイタリア移民を冤罪で死刑にしたサッコ・ヴァンゼッティ事件やタルサで起こった白人による黒人大虐殺を思い起こすし、あるいはアフリカ・ルワンダの大虐殺を想起する人もいるでしょう。  扇動政治家は立花孝志、石丸伸二、埼玉県戸田市議の河合ゆうすけ、勿論アドルフ・ヒットラー、イギリスのナイジェル・ファラージ、フランスのルペン、ドイツAfDのティノ・クルパラ+アリス・ワイデル、アメリカのドナルド・トランプも該当します。  私は新潮文庫で読みましたが、他の翻訳者の訳も読んでみようと思います。特にあとがきの解説で各翻訳者がどう解釈し、どう分析しているかを知りたい。元ネタはプルタルコスの「対比列伝」ですが、全部絶版になっているので、図書館で探そうと思います。

Posted byブクログ

2024/10/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

演劇の台本調で書かれているため非常に読みづらかったが、中田敦彦のYouTube大学の世界史で「お前もか、ブルータス」の台詞を聞いてたから何とか読み切れた。

Posted byブクログ

2024/08/15

「賽は投げられた」、「ルビコン川を渡る」、「来た、見た、勝った」、「ブルータス、お前もか」 これらを見てピンとくる方もおられると思います。 私自身、ジュリアス・シーザーという名ではピンと来なかったのですが、この人物のローマ式の本名はと言いますと、ガイウス・ユリウス・カエサルとなり...

「賽は投げられた」、「ルビコン川を渡る」、「来た、見た、勝った」、「ブルータス、お前もか」 これらを見てピンとくる方もおられると思います。 私自身、ジュリアス・シーザーという名ではピンと来なかったのですが、この人物のローマ式の本名はと言いますと、ガイウス・ユリウス・カエサルとなります。 『ジュリアス・シーザー』は私の中でも強烈な印象を残した作品でした。あらすじや背景を知ってから読むと最高に面白い作品でした。非常におすすめです。

Posted byブクログ

2024/03/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 イギリスの教科書で採用されるほど有名な悲劇作品。ローマ皇帝ジュリアス・シーザー(カエサル)を主人公とした作品で、多数の登場人物が現れる。物語は一貫して政治闘争が繰り広げられており、ゆえに多くの人物が死んでいくが、本作は四大悲劇とは性質が異なった悲劇作品である。解題で言及されているが、本作『ジュリアス・シーザー』は、上記四作品のような息抜きや笑いの場面が一切ない。その代わり、物語が終始生真面目で緊張感が続いてる。また中村保男による解説も秀逸。主人公とその敵であるブルータスいずれかの立場の視点から本作を読んでいくと、見方が180度変わる。ブルータスの悲劇的な描写は、理想主義の敗北を象徴しているらしい。

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2023/07/19

タイトルからの想像を裏切る構成が面白い! 読んでいて思ったこと。 シーザーは織田信長 ブルータスは明智光秀 アントニーは豊臣秀吉 オクタビアヌスは徳川家康 と設定かぶりがあるような気がした。 シーザーは暗殺されたから偉大な存在になったとも言えるのかもしれない!そんな史劇のカタルシ...

タイトルからの想像を裏切る構成が面白い! 読んでいて思ったこと。 シーザーは織田信長 ブルータスは明智光秀 アントニーは豊臣秀吉 オクタビアヌスは徳川家康 と設定かぶりがあるような気がした。 シーザーは暗殺されたから偉大な存在になったとも言えるのかもしれない!そんな史劇のカタルシスがなんともたまらない作品でした。

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2023/07/01

ローマの専制君主であるシーザーを、高潔な勇将ブルータスはシーザーが権力に近づき独裁者的になっていくのを許せず、友人のキャスアスらと共に元老院大広間で暗殺する。ローマの平和のためにシーザーを暗殺したブルータスを民衆は支持するが、アントニーの巧みな弁論によって民衆は180度考えを変え...

ローマの専制君主であるシーザーを、高潔な勇将ブルータスはシーザーが権力に近づき独裁者的になっていくのを許せず、友人のキャスアスらと共に元老院大広間で暗殺する。ローマの平和のためにシーザーを暗殺したブルータスを民衆は支持するが、アントニーの巧みな弁論によって民衆は180度考えを変え、ブルータスらをローマから追い出してしまう。アントニーの演説が巧みに群衆をシーザーを殺したブルータスを許さず、殺せというように暴徒に化していく様子は政治劇として面白かった。政治家は、群衆心理の操作によって立場が逆転するので恐ろしい.2023年6月30日読了。

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2022/12/29

シーザーの勉強していたついでに初のシェイクスピア作品 どのセリフも格言チックで面白い 個人的に好きなのは シーザーの「勇者にとって、死の経験は一度しかない」 ブルータスの「おおよそ人のなすことには潮時というものがある」 ブルータスとアントニーの演説を比べて、 具体的な事実で感...

シーザーの勉強していたついでに初のシェイクスピア作品 どのセリフも格言チックで面白い 個人的に好きなのは シーザーの「勇者にとって、死の経験は一度しかない」 ブルータスの「おおよそ人のなすことには潮時というものがある」 ブルータスとアントニーの演説を比べて、 具体的な事実で感情的に訴えることが民衆を扇動するうえで重要なのだなと。

Posted byブクログ

2022/01/30

「ブルータス、お前もか」 「賽は投げられた」 セリフが独り歩きしてしまっている作品。私もそのセリフしか知らなかったのだが、その背景をようやく知れた。 シェイクスピア四大悲劇前に執筆された政治悲劇で、大雑把に史実をなぞる展開になっているのでローマ史の勉強にもなるかも。

Posted byブクログ

2022/01/03

高校の世界史の先生がブルータスの話すきだったな、と思い出しました。 アントニーが煽動し返すシーンが面白い。

Posted byブクログ