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赤と黒(上) 新潮文庫
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赤と黒(上) 新潮文庫

スタンダール(著者), 小林正(訳者)

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赤と黒(上) 新潮文庫

825

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/新潮社
発売年月日 2012/07/01
JAN 9784102008034

赤と黒(上)

¥825

商品レビュー

3.9

73件のお客様レビュー

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2010/05/28

『赤と黒』には大きな…

『赤と黒』には大きな感銘を受けた。あのジュリアンの異常なまでのナポレオン崇拝は、彼の一生を決定付ける。何に対しても貪欲に向かうかれの野心には、心から驚嘆させられる。どのような時代でもまた彼の存在は不可欠である。

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2010/05/28

フランスの小説家スタ…

フランスの小説家スタンダールの作品です。スタンダールの主張・批判などが垣間見えておもしろいです。

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2025/01/02

王政復古後に生まれた野心と自尊心溢れる青年ジュリヤンが、持ち前の知性を活かして地元ヴェリエール、のちにパリの社交界へと進出して「フランス風の」恋愛に翻弄されるアバンチュール作品 出世に向けての計画と人間関係とが葛藤している様が非常に人間的で良かった フランス革命時代、「三十六歳...

王政復古後に生まれた野心と自尊心溢れる青年ジュリヤンが、持ち前の知性を活かして地元ヴェリエール、のちにパリの社交界へと進出して「フランス風の」恋愛に翻弄されるアバンチュール作品 出世に向けての計画と人間関係とが葛藤している様が非常に人間的で良かった フランス革命時代、「三十六歳で将軍になれ」たフランスと、貴族と聖職者が支配する当時のフランスとのギャップで苦悩しながらも天性の才能でのし上がっていくものの、恋愛に翻弄されて罠にはまり自尊心を保ったまま運命を選ぶというのが退廃的な当時は勇ましくみえたんだなぁ、と感慨深くなった ジュリヤンが、若者の身ながら立身出世しようとレーナル夫人や社交界の手合いと関わっていくうちに、確かに自身の才能で手玉に取れる時もありつつも、やはり大人たちの権力や繋がりには勝てず、内心で葛藤し悩んでいく様がなんとも痛ましく心動かされた 当時のフランス社会や情勢について知らないと「?」マークが飛び交うことになるだろうから、市販されてる世界史の資料集やネットのサイトなど見て調べつつ読むのがいいだろう

Posted by ブクログ