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パリから来た紳士 創元推理文庫
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パリから来た紳士 創元推理文庫

ジョン・ディクスン・カー(著者), 宇野利泰(著者)

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パリから来た紳士 創元推理文庫

682

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社/東京創元社
発売年月日 1974/05/10
JAN 9784488118037

パリから来た紳士

¥682

商品レビュー

4

5件のお客様レビュー

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2010/05/28

表題作ほか『ウィリア…

表題作ほか『ウィリアム・ウィルソンの職業』や『奇蹟を解く男』などを収録。特に表題作は事件の謎解きと驚きの結末とで二回楽しめます。巻末の解説にはカーの短編・戯曲が一覧になっておりこちらも便利。

文庫OFF

2026/01/15
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※このレビューにはネタバレを含みます

「パリから来た紳士」 フランスから老夫人に困窮している実の娘に遺産を譲るよう説得するためやってきた弁護士。夫人は遺言書を書き換えるが全身麻痺により目しか動かせなくなり、遺言書が消えた。酒場で弁護士が出会った男による推理。 「見えぬ手の殺人」 フェル博士 海辺で殺害された女性。絞殺されているが、死体の周りには足跡が無い。殺人があった時刻に射撃練習の音が聞こえた事に注目したフェル博士。 「ことわざ殺人事件」 フェル博士 妻の密告でスパイ容疑がかかったドイツ人教授が、特別捜査班が監視する中、ライフルで射殺された。ライフルは隣人で教授と犬猿の仲の大佐の物だった。 「とりちがえた問題」 フェル博士 フェル博士とハドリー警視が出会った白髪の小男が語る回想。30年前に彼の義父と義妹が死んだ事件の真相は。 「外交的な、あまりにも外交的な」 安静療法のため旅に出た弁護士。旅先で出会った女性が庭園から消えた。並木道を通り抜けたはずが、出口に控えていた男は彼女を目撃していない。 「ウィリアム・ウィルソンの職業」 マーチ大佐 少壮の政治家の婚約者が、彼が別の女性とある建物入ったのを目撃し、踏み込んだが服や持ち物を残しながら身体だけが消えてしまった。 「空部屋」マーチ大佐 深夜に響くラジオの音、騒音に耐えかねたチェイス博士が抗議に行くが…。ラジオが鳴っていた部屋は空部屋のはすだが、そこには死体が…。 「黒いキャビネット」 母親のナポレオン3世暗殺失敗を目撃した少女。10年後、彼女はナポレオン3世を憎悪し暗殺実行しようとするが…。 「奇跡を解く男」 ヘンリー・メリヴェール卿 ロンドン観光に来た女性が遭遇した危機。彼女の話を聞いたら新聞記者は彼女を守ろうとヘンリー・メリヴェール卿に相談する。

Posted by ブクログ

2016/12/28

東京創元社によるカーの第3短編集。これも独自に編まれた短編集で、ノンシリーズが2編の他にフェル博士物、マーチ大佐物、HM卿物とカーの作品のほとんどの探偵が出ており、かなり贅沢な印象を持つが、各編の中身はさほどでもない。 この中で印象的だったのは実はノンシリーズの2編だったりする。...

東京創元社によるカーの第3短編集。これも独自に編まれた短編集で、ノンシリーズが2編の他にフェル博士物、マーチ大佐物、HM卿物とカーの作品のほとんどの探偵が出ており、かなり贅沢な印象を持つが、各編の中身はさほどでもない。 この中で印象的だったのは実はノンシリーズの2編だったりする。表題作と「黒いキャビネット」がそれに当たるが、というのも双方とも事件とは別の真相が含まれており、それが私の琴線に触れたところが大きい。具体的に述べると未読者の興を殺ぐから避けるが、現実と虚構のリンクという趣向が当時の私は好きだったのだろう。 その他、岬の突端で死んでいた死体のところには被害者の足跡しかなかった「見えぬ手の殺人」、監視の中で起きた銃殺事件で、犯人はある男を示していたという「ことわざ殺人事件」、針のような物で脳を刺され女性が死んだが凶器が見つからない「とりちがえた問題」、トンネルの中で失踪した女性の謎を描く「外交的な、あまりにも外交的な」、突然奇行を振舞った男の失踪の謎を解き明かす「ウィリアム・ウィルソンの職業」、『赤後家の殺人』の原版とも云える呪われた部屋で起きる事件、「空部屋」。闇から聞こえるささやき声とガス中毒殺人未遂に逢いそうになった女性を助けるHM卿の事件、「奇蹟を解く男」と怪奇色や不思議な事象をモチーフにした短編が多いが、あまりそれらは記憶に残っていない。 というのもまだカーを読み始めて間もないこの頃はそのエキセントリックな作風にまだ馴染めていなく、しかもフェル博士、HM卿といったカーのシリーズ探偵もこの短編集で初めて出逢ったため、性格とその面白さが全くといっていいほど掴めてなかった。また加えて読みにくい訳文(改訳を強く要請する!)も手伝って、あまり楽しめた記憶がない。しかしそれでもこの後、A型気質ゆえの執着心で読み続け、現代に至ってもカーの未読本が復刊、刊行されると手を出しているのだから、三つ子の魂百まで(?)というのはよく云ったものだ。

Posted by ブクログ

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