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飢餓海峡(上) 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2011/11/01 |
| JAN | 9784101141244 |
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飢餓海峡(上)
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商品レビュー
3.9
17件のお客様レビュー
戦後の日本が舞台の社…
戦後の日本が舞台の社会派推理小説。2人の主人公が印象的です。
文庫OFF
雷電の朝日温泉、登山で廃屋となったかつての温泉宿を見聞したのをきっかけとしてこちらの本を知りました。図書館でたまたま見つけ読み始めましたけど、面白かったです。 昭和22年は終戦の混乱が収まりつかない激動期、世相がわかるというもの。女が一人で生き抜くのは特に厳しい時代。 ラスト...
雷電の朝日温泉、登山で廃屋となったかつての温泉宿を見聞したのをきっかけとしてこちらの本を知りました。図書館でたまたま見つけ読み始めましたけど、面白かったです。 昭和22年は終戦の混乱が収まりつかない激動期、世相がわかるというもの。女が一人で生き抜くのは特に厳しい時代。 ラストに八重が…、こんなことになるとは! 下巻が早く読みたい。 ちなみに岩内大火も洞爺丸の遭難沈没も実際の出来事なんですね。
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2025/9/13読了(再読) 有栖川有栖『ミステリ国の人々』で知った作品。昭和29年('54)の洞爺丸遭難事故と岩内大火に着想を得たことで知られる社会派推理小説である。 終戦後の混乱も収まらぬ昭和22年、北海道岩幌町で質屋一家を惨殺、更に共犯者も殺害して本州に逃れた犬...
2025/9/13読了(再読) 有栖川有栖『ミステリ国の人々』で知った作品。昭和29年('54)の洞爺丸遭難事故と岩内大火に着想を得たことで知られる社会派推理小説である。 終戦後の混乱も収まらぬ昭和22年、北海道岩幌町で質屋一家を惨殺、更に共犯者も殺害して本州に逃れた犬飼多吉と、青森大湊の娼家で犬飼と関わった杉戸八重との物語。上巻は、ほぼ八重サイドの物語で、最後に余りに残酷な運命が待ち受けているのだが……。兎に角、戦後日本の人々の暮らしぶりの描写が生々しい。犬飼との関わりを疑って、八重を訪ねる函館署の弓坂刑事は、八重から「いやらしい眼つき」とか酷い言われようだったが、食糧難で皆が闇米に手を出し(※)、いわば全国民が“脛に傷持つ”状態だった当時、警察官の嫌われようは今現在の比ではなかったのだろう。 時は流れ昭和32年、東京で娼婦として生きる八重が、新聞記事に載った京都の食品会社社長、樽見京一郎の写真に犬飼多吉の面影を見出したことで、新たな悲劇の幕が上がって、下巻に続く。 ※)当時の食糧管理法違反担当の判事が、自ら闇米を拒否して配給食のみを食べていた結果栄養失調で亡くなったという逸話もある通り、『配給食だけでは生きていけない』というのが、比喩とかでなく単なる事実だったというのが酷い。 翻って、コメ不足、価格高騰が懸念されている現在、政府及び農水省には、国民がちゃんと食えるように、確りと仕事をして頂きたい(八つ当たり……?)。
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