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背教者ユリアヌス(中) 中公文庫
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背教者ユリアヌス(中) 中公文庫

辻邦生(著者)

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背教者ユリアヌス(中) 中公文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社/中央公論新社
発売年月日 1975/01/10
JAN 9784122001756

背教者ユリアヌス(中)

¥921

商品レビュー

4.4

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2010/05/28

学究的な生活を送るユ…

学究的な生活を送るユリアヌスの純粋な魂。皇后エウセビアは、その魂に呼応するようにひたむきな愛をユリアヌスに注ぎ続ける。昇華された二人の魂は美しい輝きを放つ。しかし、学徒としての生活も副帝に擁立されることで終わりを告げ、ゲルマンの反乱続くガリアの地に赴くこととなる。プラトンを携えた...

学究的な生活を送るユリアヌスの純粋な魂。皇后エウセビアは、その魂に呼応するようにひたむきな愛をユリアヌスに注ぎ続ける。昇華された二人の魂は美しい輝きを放つ。しかし、学徒としての生活も副帝に擁立されることで終わりを告げ、ゲルマンの反乱続くガリアの地に赴くこととなる。プラトンを携えた指揮官ユリアヌス。その躍動に読者の魂も揺さぶられる、珠玉の名作の中巻です。

文庫OFF

2010/05/28

波乱なローマ帝国。史…

波乱なローマ帝国。史実にはずれてないところが、いいです。

文庫OFF

2025/06/09

ユリアヌス帝は受験世界史の知識でキリスト教を再度弾圧したぐらいしかイメージがないが、哲学を学び理想を追う純粋な若者として描かれていて感情移入を誘う。古代ローマ帝国も現在の政治と変わらず、卑しい思想の派閥・勢力争いに国益や全体の利益が犠牲にされている現実があったことを思わせる。そう...

ユリアヌス帝は受験世界史の知識でキリスト教を再度弾圧したぐらいしかイメージがないが、哲学を学び理想を追う純粋な若者として描かれていて感情移入を誘う。古代ローマ帝国も現在の政治と変わらず、卑しい思想の派閥・勢力争いに国益や全体の利益が犠牲にされている現実があったことを思わせる。そういった悪に脅かされるのを、本人の知らないところで助けてもらえている筋書きが面白い。 ところでユリアヌスがアテナイでラテン語を学んだくだりが出てくるが、ローマ帝国の公用語はずっとラテン語だったのではなかったのか疑問がわいた。現代の地図で置き換えるとトルコから出発して、イタリア、ギリシアからフランス、ドイツのあたりまで話は進んできた。ローマ帝国は地中海世界を統一する巨大な国家だったことを改めて認識させる。他の時代については、勢力版図が最大だったトラヤヌス帝、自省録で有名な哲学皇帝もやはり引き合いに出てくる

Posted by ブクログ