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孤高の人(下) 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
発売年月日 | 2009/08/01 |
JAN | 9784101122045 |
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孤高の人(下)
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商品レビュー
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単独行登山家、加藤文太郎の生涯が閉じるまで。全編を通じて、主人公に寄り添う形での展開だった。視点が離れたのは、彼を慕う宮村と園子のやり取りの場面くらいだったように思う。最期となる登山では長い紙数が取られており、あえて予め死の予感を感じさせるようなストーリー展開だった。主人公は実名...
単独行登山家、加藤文太郎の生涯が閉じるまで。全編を通じて、主人公に寄り添う形での展開だった。視点が離れたのは、彼を慕う宮村と園子のやり取りの場面くらいだったように思う。最期となる登山では長い紙数が取られており、あえて予め死の予感を感じさせるようなストーリー展開だった。主人公は実名で、ほぼノンフィクションに近い筋書きという。主人公の人柄がよく表れた小説だった。宮村は悪役にされてしまったが、この人も実在したのだろうか。2025.1.18
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やっと上巻に続き下巻を読み終えた。 特に山に興味を持っていない私が読み終えるのはかなりきつかった。 興味があったのは、上巻でも書いたが なぜ山に登るのか はじめは、ただ汗を流すため 最終的には 山そのものの中に自分を再発見する 困難な立場に追いこまれれば追いこまれるほど 人間的に...
やっと上巻に続き下巻を読み終えた。 特に山に興味を持っていない私が読み終えるのはかなりきつかった。 興味があったのは、上巻でも書いたが なぜ山に登るのか はじめは、ただ汗を流すため 最終的には 山そのものの中に自分を再発見する 困難な立場に追いこまれれば追いこまれるほど 人間的に成長していく。 なんとなくわかるような気がします。
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ストーリーはわかっていたが、最後はどんどんと雪山に自分が引き込まれていく感覚に。そして幻聴と幻覚に惑う加藤文太郎に完全に感情移入してあっという間に読了。 山について深く追求しているのだが、結局は人間とは何か、という問いを受けていることに気づく。色んな欲に苛まれる人達に、自分に厳し...
ストーリーはわかっていたが、最後はどんどんと雪山に自分が引き込まれていく感覚に。そして幻聴と幻覚に惑う加藤文太郎に完全に感情移入してあっという間に読了。 山について深く追求しているのだが、結局は人間とは何か、という問いを受けていることに気づく。色んな欲に苛まれる人達に、自分に厳しい加藤が最後は引き摺り込まれて、大事なものを見失うという人間の哀しい性。 長崎の遠藤周作記念館で涙が溢れた言葉を思い出す: 人間はかくも悲しいのに自然はかくもやさしい。
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