商品詳細
| 内容紹介 | 内容:眠れる花嫁. 湖泥. 蜃気楼島の情熱. 蝙蝠と蛞蝓. 人面瘡 |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 角川グループパブリッシング/角川グループパブリッシング |
| 発売年月日 | 1996/09/01 |
| JAN | 9784041304976 |
- 書籍
- 文庫
人面瘡
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
人面瘡
¥946
在庫なし
商品レビュー
3.6
36件のお客様レビュー
表題作「人面瘡」を含…
表題作「人面瘡」を含む五短編を収録。中でも「蝙蝠と蛞蝓」はユーモアがあふれていて好きです。
文庫OFF
短編集。 戦後のエログロナンセンス全盛期の作品。 金田一の短編集は初めてかもしれない。 短編なのでどの作品も割と一直線に解決に向かっていくので、少々物足りないところもある。 ネクロフィリア(死体愛好家)が主題の作品が三つあり、かなりおぞましいのでその筋がお嫌いな方は読まない方...
短編集。 戦後のエログロナンセンス全盛期の作品。 金田一の短編集は初めてかもしれない。 短編なのでどの作品も割と一直線に解決に向かっていくので、少々物足りないところもある。 ネクロフィリア(死体愛好家)が主題の作品が三つあり、かなりおぞましいのでその筋がお嫌いな方は読まない方がいいかもしれません。 その他にも時代を感じさせる男女間の描写もあるが、人間の本質は変わらんところもあるので、横溝描く所の男女間のドロドロを読んでいると今でもあり得るかなとも思う。 個人的には「湖泥」が気に入った。町生まれの町育ちの自分にとってはこの雰囲気がかえってたまらない。
Posted by 
NHKの横溝正史短編集のドラマを見て、少し背中にまとわりつくネットリとした表現が気になって読んでみたくなった。 全体を通して愛憎劇な作品。 横溝正史作品は初めてだったが、点々とした伏線が増えて風呂敷がどんどん広がっていくが、最後には金田一耕助が推理という形ですべての伏線を線でつな...
NHKの横溝正史短編集のドラマを見て、少し背中にまとわりつくネットリとした表現が気になって読んでみたくなった。 全体を通して愛憎劇な作品。 横溝正史作品は初めてだったが、点々とした伏線が増えて風呂敷がどんどん広がっていくが、最後には金田一耕助が推理という形ですべての伏線を線でつないでくれるので読了すると大変にすっきりとした読み心地。 死姦を思わせる表現が濁して書かれているが、文脈がそう思わせるのか、いつどうやって著者と読者の間で表現のコンセンサスが取られているか分からない。ただ読んでいるうちに表現の記号が刷り込まされている感じが良い。
Posted by 
