商品詳細
内容紹介 | 内容:眠れる花嫁. 湖泥. 蜃気楼島の情熱. 蝙蝠と蛞蝓. 人面瘡 |
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販売会社/発売会社 | 角川グループパブリッシング/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 1996/09/01 |
JAN | 9784041304976 |
- 書籍
- 文庫
人面瘡
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人面瘡
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商品レビュー
3.5
34件のお客様レビュー
表題作「人面瘡」を含…
表題作「人面瘡」を含む五短編を収録。中でも「蝙蝠と蛞蝓」はユーモアがあふれていて好きです。
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金田一耕助シリーズ6冊目、中短篇集。『睡れる花嫁』、『湖泥』、『蜃気楼島の情熱』、『蝙蝠と蛞蝓』、そして表題作『人面瘡』の5篇が収録されている。 戦後の混乱期、閉鎖的村社会、人々の愛憎・嫉妬等を背景に描かれるミステリー5篇。決して楽しめなかった訳ではないが、他のシリーズ作品と比...
金田一耕助シリーズ6冊目、中短篇集。『睡れる花嫁』、『湖泥』、『蜃気楼島の情熱』、『蝙蝠と蛞蝓』、そして表題作『人面瘡』の5篇が収録されている。 戦後の混乱期、閉鎖的村社会、人々の愛憎・嫉妬等を背景に描かれるミステリー5篇。決して楽しめなかった訳ではないが、他のシリーズ作品と比べると一歩物足りないか。中短篇集ということで、コンパクトで読み易かったが、残念ながら唸らせられるような物語はなかった。 それにしても1冊で2回も殺害される「由紀子」さん(別人)。横溝御大にとって「由紀子」という名前には何か特別なものがあるのか・・・と、安直に考えてみたり。
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金田一耕助の短編集。表題作の「人面瘡」は夢遊病の女性の腋の下に現れた人面瘡を絡めた姉妹の確執を描く。「湖泥」は岡山県の山村の湖で発見された女性の死体を巡って昔からの憎悪や確執のある北神家と西神家の争いを描く。表題作より「湖泥」が面白かったです。「蜃気楼島の情熱」は、長編にしてもっ...
金田一耕助の短編集。表題作の「人面瘡」は夢遊病の女性の腋の下に現れた人面瘡を絡めた姉妹の確執を描く。「湖泥」は岡山県の山村の湖で発見された女性の死体を巡って昔からの憎悪や確執のある北神家と西神家の争いを描く。表題作より「湖泥」が面白かったです。「蜃気楼島の情熱」は、長編にしてもっと深掘りしたら良かったのにと思う。コンパクトに収められた感じです。「蝙蝠と蛞蝓」は、書き出しはユーモア小説ぽいが、後半の人物の正体が分かってゾッとする。人間の表面とは違う怖しい感情がゾッとする。2023年8月2日読了。
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