商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋/文藝春秋 |
発売年月日 | 2007/05/15 |
JAN | 9784163598703 |
- 書籍
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はじめての文学 川上弘美
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はじめての文学 川上弘美
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3.5
29件のお客様レビュー
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運命の恋人ーおめでとうより 桜の木のうろに住み着いた恋人 神様ー神様より くまとのピクニック パレードーパレードより (センセイの鞄) そうめんを食べてだらだらするセンセイとツキコさん ときどき、きらいでーざらざらより えりちゃんとの裸エプロン 春の絵ーざらざらより 女子高生に恋する小4 椰子の実ーざらざらより 優等生だった兄とその妹 ざらざらーざらざらより 27歳、人生の執行猶予間近の三人の正月 椰子・椰子ー椰子・椰子より 春夏秋冬の出来事 草の中でーニシノユキヒコの恋と冒険より モテ男の西野くんとの恋 花野ー神様より 幽霊になって時々あらわれる叔父 北斎ー竜宮より 昔は蛸だったという男の話 鼹鼠ー竜宮より 生きる気力を無くした人間を集めるサラリーマンのモグラの一日 おめでとうーおめでとうより トウキョウタワー、あなたとおめでとう 覚えているものもあったり、なかったり。 センセイとツキコさんとの再会。 竜宮の2つは覚えてた。 西野くん相変わらずモテてるなー。 あとがきより、 小説は、自由です。 かき方も、そして読みかたも。 小説を読むということは、ためになる、とか、視野が広がる、とか、そういうことも多少はありましょうけれど、それよりもっと大きいのは、「隠微な悦楽」。 ステキなあとがき。
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作者による自選短編のシリーズもの。はじめての.というだけあって、児童書コーナーに置かれていることもあります。字もとても大きいです。ここから、好きな作家を選ぶのもいいかもしれません。
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川上弘美さんの小説、まだそれほど多くは読んでないけれど、古道具屋さんの話だったり異世界に行く話だったり、それぞれの舞台がわりとちがう。 ちがいながらも、どこかちょっとした不思議さ、現実からのズレは感じて、それが川上弘美さん特有の空気になっている。 『はじめての文学 川上弘美』は、...
川上弘美さんの小説、まだそれほど多くは読んでないけれど、古道具屋さんの話だったり異世界に行く話だったり、それぞれの舞台がわりとちがう。 ちがいながらも、どこかちょっとした不思議さ、現実からのズレは感じて、それが川上弘美さん特有の空気になっている。 『はじめての文学 川上弘美』は、とびっきり不可思議で不条理な世界を描いた話が多いなあ、という感想。 好き嫌いは分かれると思うけど、私はこの世界はなぜか居心地がよく、もう少し浸っていたい、と感じる。 「はじめての文学」シリーズは自選だということなので、この不思議な世界こそが川上弘美さんがご自分で「私らしい」と思う、真骨頂ってことなのかな。 もう少しこういう世界に触れたい、もっと色々読んでみたい、と思わせてくれる短編集でした。 「はじめての文学」シリーズ、中学生くらいが対象みたいだけど、読んだことが無い作家さんやしばらく読んでいない作家さんの世界に触れるのにちょうどいい。 ほかの作家さんのものも読んでみようと思います。
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